教育再生実行会議の第7・8次提言においてチーム学校の必要性が示されました。

求められた背景を辿ると、
今日の学校では、教員だけでカバー出来ないほど、複雑かつ多様、解決が困難な状況が続いているからです。
DECDの国際教員指導環境調査(平成26年)によると、日本の教員の1週間当たりの勤務時間は53.9時間(参加国平均38.3時間) 、
課外活動は、日本7.7時間(参加国平均2.1時間)、
事務作業は、日本5.5時間(参加国平均2.9時間)、
授業計画、準備時間は、日本8.7時間(参加国平均7.1時間)。

このような過度の負担を克服しようとする試みが『チーム学校』という考え方です。

※「チームとしての学校の在り方と今後の改善策について」平成27年12月21日中央教育審議会答申より作成

チーム学校とはいわゆる、教員が授業、クラス運営、生徒指導といった本来の教育に専念できるように多種多様な専門家の助力を求めると言えそうですウインク

具体的に想定されているのが、
①スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー
②ICT指導員、学校司書
③部活指導員
④看護師
⑤言語聴覚士
⑥特別支援教育教育員など。

チーム学校での実践事例でも、
学校目標が全体で共有し、教員が主体的、自主的で動くことで、協働することで成果を上げていることが目立つことから、まずは、校長といった管理職の学校マネジメント力、リーダーシップが求められそうですグラサン
同時にこの構想をいかに進めるかという点で文部科学省の本気が試されていると言えそうびっくり

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参考文献: 「チームとしての学校の在り方と今後の改善策について」
平成27年12月21日中央教育審議会答申
「DECD国際教員指導環境調査(TALIS2013)のポイント」を参照