環境問題とは何かはてなマーク

それは人間社会の暮らしが、地球のキャパシティを超えてしまっているという問題。
人が暮らす上で資源は限りがある重要なものです。

一、人類が資源を使う(需要)が、地球が資源を供給する量を超えている。
二、人類が環境を汚染するスピードが、地球の浄化作用を超えている。

ものが溢れ、自然界にはそぐわない物質が多い中、100年後の地球を考えた時、どのような未来が待っているか!?

面白い指標があります。
『エコロジカル・フットプリント』=人々の生活を支えるために必要な土地(二酸化酸素を吸収する森林、食べ物を生産するもの)の合計。



2012の数値ですでに地球1個分が足りていませんショック!
つまり、今世界中で暮らしている人々の生活を支えるには地球1.5個分が必要。
0.5個分も地球の再生速度を超えて資源を使っているということ。

更に、世界中の人が日本人と同じ暮らしをするには、地球が2.3個分も必要ガーン
世界中の人がアメリカと同じ生活をするには、地球が3.9個分も必要!!

大量生産、大量廃棄、使い捨てによる、際限なき消費主義社会。
根本的なもの。我々が築き上げてきた社会モデル、改善すべきは生活スタイル。

最後に世界で最も貧しい大統領と言われたホセ・ムヒカの演説を引用します。
『ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てば、この惑星はどうなるのでしょうか。
息をするための酸素がどれくらい残るのでしょうか。
同じ質問を別の言い方でしましょう。
西洋の富裕社会が持つ傲慢な消費を、世界の70億~80億の人ができると思いますか。
そんな原料がこの地球にあるのでしょうか。可能ですか。
それとも別の議論をしなければならないのでしょうか。なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか。
マーケット経済の子供、資本主義の子供たち、つまり私たちが、間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作ってきたのです。マーケット経済がマーケット社会をつくり、このグローバリーゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求まる社会にしたのではないでしょうか。』2012/06/20「持続可能な開発会議」

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大東市議会議員 中村はるき
「政治に未来の声を。」 
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参考引用文献:WWF2012.living planet Report2012(図)
手にとるように環境問題がわかる本(オフィステクスト著かんき出版刊)
世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉(佐藤美由紀著双葉社刊)