す べ て の
コ ト バ に
愛 が あ る 。
コトバ家 吉井春樹（ってこんな人？）です。
コピーライター、クリエイティブディレクターを経て、
写真詩集を出版。詩人、エッセイスト、などの傍ら、
コトバの自己表現トレーニングの「コトトレ」主宰。
弱音をはける。
愚痴をこぼす。
泣き言をいう。
こういうのって、
だれにでも言えるわけじゃなくて
いいやすい相手にだけいえる、
という面もあると思うんです。
弱い自分をさらけだすとき、
それは、相手に甘えられるときです。
相手を信頼しているからこそ
弱い自分をさらけだせるように思います。
だから、
弱音をはいてもいいし
愚痴をこぼしてもいいし
泣き言をいってもいいし
ネガティブ発言してもいいんです。
だけど、ここで大事なのが
もしかしたら、あなたは、
”言われる側”も多いかもしれません。
相談されたり、愚痴を言われたり
弱音をはかれたり、ネガティブを聞かされたり
反論せず、否定もせず、
相手を傷つけないように
相手を心配もしながら
相手が想いをさらけだしてくれるのを
ていねいに、やさしく、受け止めている。
弱音を吐く側じゃなくて
弱音を吐かれる側、溢される側に
あなたはよくなっているかもしれません。
それは、やっぱり相手から
信頼されていたり、甘えてもらえているから
味方だと感じてもらえているからこそ、
聞かせてもらえるんですよね。嬉しいことです。
役に立ててる気がするし、
必要とされている気がするし、
できるだけ相手の力にもなりたいし、
だから、「弱音をうけとる側」でもいい
という自負もあるかもしれません。
でもね、ちょっとどきどき
あなた自身が弱音を言えているか
弱音をいえる場所はあるのかどうか、も
見直してみてあげてください。
何より、
弱音を吐かれたり愚痴をこぼされたり
相手からのネガティブなコトバに対して
「自分の心を守る」ということが
できているかどうか、も見直してあげてほしい。
距離をとれたり、
壁をつくれたり、
結界をはれたり、
引っ張られないようにしたり
自立することができたり
共感しない共感ができたり
自分を保つことができたり
相手からのコトバに対して、
自分を守りながら受け止めることができないと
しんどくなってしまうかもしれません。
暗い気持ちになるかもしれないし
怒りがこみあげてくるかもしれないし
悲しくなってしまうかもしれないし
相手に腹が立つことさえあるかもしれません。
弱音をうけとる側
愚痴をこぼされる側にこそ
感覚的、精神的なものだけじゃない
「コトバから心を守る」ためのスキルが
かならずや、必要になると思っています。
「コトバの護身術」は
自分で自分の心を守るものですが、
それは、心ないコトバから、
傷つけようとするコトバから、だけではありません。
助けたい相手、力になりたい相手、
味方からのコトバだったとしても、
自分を守るための方法を持っていないと
共倒れしてしまったり、自分が犠牲になってしまったり
どちらにとっても嬉しくない状態になるかもしれません。
ぐさりとわかりやすいとげあるコトバでなく
生暖かい、やわらかい泣き言や愚痴などでも、
それに対する守り方をほどこしていないままだと
飲み込まれたり、巻き込まれたりしかねないのですね。
だから、大切な友だちや仲間からの
どこにも言えない想いを打ち明けられたり
相談を持ちかけられたり、泣き言をいわれたときに、
自分をしっかり大丈夫にした状態で、
そのうえで、受け止めることができるといい。
その方がきっと、相手も言いやすくなるはずです。
お互いが、いい感じになっていくうえでも、
それぞれに、自分の心を守るためでもあるからこそ
相談されやすい、弱音をききやすい、愚痴をいわれやすい人ほど
「コトバの護身術」を意識してみてあげてくださいね。
弱音をはくひとも
弱音をきくひとも
だれも悪いわけじゃない。
だからこそ、
相手のコトバの力から
自分の心を守ってあげてください。
受講者を募集です。3月25日まで早割＆特典あり。
はじめての方でも、ひさしぶりの方でも
「コトバに傷ついたことがある」
「コトバに繊細である」人たちだからこそ
安心をもとめて、大丈夫をつくって、
すこしでも、心ないコトバから自分を守ってもらえたら。
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コト 記事中にいいコトバをみつけたら、
トレ コトバハントを！（ルパン気分で）
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