再・内側 追記♡ | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)



再アップ。

ハーチョ内側 追記♡
2017/10/02
未だ病気を知る前に描いた記事。

画像:アプリより。





今は治療が目一杯で
それに専念中。

病気で駄目にしてしまった
大切なことたちも
リハビリで取り戻し中。

でも人間の身体
一度完全に駄目にしてしまうと
完璧に元に戻すことは困難で
なかなか思うようにならない。

左は大丈夫なのに
骨盤内の腫瘍の圧迫と
右骨盤そのものの崩れにより
右脚の筋肉や骨に
大きな悪影響を及ぼして

今まで楽々普通にできたことが
殆ど全くできない。
入院をして治療を始めて三ヶ月。

でもリハビリを始めて土日以外毎日二ヶ月。
沢山できなくなっていたことが
脚の浮腫が殆どなくなったことで
今また大分出来るようになった。

だけど右脚は
未だ機能を果たせないままに
全然駄目。

リハビリの先生にご無理を申し上げ
たまに左脚を頼りに
杖もバーも支えも一切何も使わない
完全な一人歩きの練習もする。

万が一咄嗟の時に
掴まるものが直ぐ近くにある
ベッド周りやお手洗い周りでは
単独の自主練でもたまに
杖を使わなかったり。

疲れている時や
どうしても入院してから
たまに陥ってしまう
精神的にアンバランスな時や
体調が良くない時は
危なくて無理だけれど。

前向きに意気揚々と
未来へ集中出来る時は
杖を持たないでみる。

体調により車椅子や歩行器なども
まだまだ使うこともある中で。

結構杖なしでも歩ける。

でも歩きは相変わらず
アヒルか
完全な皇帝ペンギン。
皇帝ペンギンの赤ちゃんが一番近い。

皇帝ペンギンの赤ちゃんは
とても可愛くて
特に大好きな動物たちの中の
一種類なので凄く嬉しくて凄く光栄。

だけどヒトとしては
不自由な片びっこ。

今まで出来て
寧ろ得意だったことの
全てが右脚にはできなくなった。

膝を上げたり
振り上げたりはようやくと。

トウシューズパフォをやりたくて
ずっと温めていた構想も
ガラガラと崩れて。

でも諦めないことにしたんだ。

絶対にトウシューズを履いて
せめて基本のルルべやタンジュなど
簡単なものからやる。

そう決めて。

リハビリの先生に
脚の写真をお願いする。

そういう小さな小さな夢を
またひとつ持ちました。

右脚は脚も上がらずキープも
出来なくなった。

自分に悔しくて悔しくて
情けなくて情けなくて
もどかしくてもどかしくて

涙がこぼれることがあっても。

またやがて笑顔で乗り切る。
いつもそうして生きてきたから。

そうして自分で自分が解るように
自分の身体も自分で解る。

医師が診る科学的な裏付けだけではない
精神と肉体と心が作る
細胞レベルの身体の感覚。

治るかどうかよりも
治したい。

治したいよりも
きっと治る。

にゃんずや息子は勿論
そんな予感が
今の私を一番支える。

今朝泣いても昼には元気になり
夕刻涙がこぼれても
夜にはまた頑張りたいと強く想う。

過去に自分が経験してきた
様々なことや
幸福の記憶
乗り越えられた沢山のこと
鍛えてきた身体。

大切に丁寧にひとつひとつ
積み重ねてきたそれらが
脳回路のどこか重要な所を刺激して
身体や細胞のひとつひとつにまで
深く染み付いた記憶が
今また再現されて蘇るような。

よく手足をやむを得ず
切断しなくてはならなくなった方が
なくなった筈の腕や脚に
あるかのような痛みや痒みを感じる
そんな脳神経の症状の
お話しありますよね。

何と言う症状でしたでしょうか?
丁度それに似たような脳回路の
再生神経のような。

あったらいいな。

笑。

いえ、真面目に。

真面目にそんな感じします。




        ピンク薔薇 

今日も一日お疲れさまでした。

先週末に15回の放射線治療を
無事に終えて、
今日からまた4クールめの
抗がん剤治療に入りました。

先生が私の年齢と心臓の具合を診て下さり
最善の方法として弱い抗がん剤。

でも弱くてもちゃんと活躍して欲しい。
でなきゃ意味ないので。

副作用など私も頑張るので
抗がん剤も白血球赤血球血小板
他大切な細胞たちにも頑張って欲しい。

少しずつでも目に見えたり
感じたりする効果が無いと
やはりもどかしさに涙が出るから。

負けたくない。

病気にも自分にも。

心ある皆さまへも
色んなことを頑張って乗り越えられる
そんな強い魂が心に宿りますように。

そして明日また
素敵な一日になりますように。

最近の朝の空。

雲ひとつなく
久し振りに清々しい青空。

週末には雪マークでしたが。

2016/11/27


2016/12))02


1310301715
131030_1715~0100010001.jpg




HAPPY!ニコちゃん四つ葉ハート

春風

好

11/28の夕刻から夜にかけて
病院エントランス側待合室(結構遠い)にて
「ウィンターコンサート」が行われ
またまた参戦してみました。

故郷出身のプロの方や
病院関係のプロ並みの方などの
ピアノ、フルート、オカリナ、バイオリン。
物凄く心を込めた素晴らしい音色に
涙がポロポロ止まりませんでした。

特に
参考引用
「見上げてごらん夜の星を」作詞永六輔作曲いずみたく「翼を下さい」作詞山上路夫作曲村井邦彦「コンドルは飛んでいく」作曲D‥A‥ロブレス

で、何故か号泣しました。
音色が凄く美しかったのもあるし
とても心がこもっていて。
涙をダラダラ流しながら
聴かせて頂きました。

久し振りに豊かになれるような
感動を頂きありがとうございました。



花12/4 8:33

時々ふざけてリハビリの先生とバレエの基本をやる。こういうの何て言うの?と、先生が両手を挙げてルルべをしてパドブレをやる。イケメンさんなのにおかしい。4ヶ月の赤ちゃんのパパ。イクメンやね。息子より若い。先生にお会いすると何故か素直に涙が出る。今日はティッシュの日かなと用意して下さり。

リハビリでは爆笑してるか泣いてる。変なおばあさん。

抗がん剤投与中の今日、気持ち悪くて気持ち悪くて珍しくリハビリをお休みにする。少し寂しい。

花画像一覧は障害中につきこちらへ。