神様のお薬 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)


真夜中のお掃除中。

雨の音が心地よくて静か。

時折怖い悪夢に
脚を掴まれ
異時空の歪んだ暗闇に
引きずり込まれそうになっても

半透明に薄暗くゆらゆらとした
明らかに異時空の悪夢の壁の
向こう側から

猫たちが必死で
私を探している

私は生きなければならない
どこにも行かないと何度も約束をしたから。

ゆらゆらとした悪夢の壁から
父を呼び母を呼び助けてと叫ぶ。
思い切り手を伸ばして
思い切り脚を踏ん張って
思い切り腰を持ち上げ 
壁を引裂き

現実の幸福に帰る。

今日はお薬がよく効き
いつもより上手く歩ける
いつもより身体が軽い。
いつもより腰が落ち着いている

あれこれと沢山食べて
気力と鋭気と体力を付ける。

生きなければならない
それしか頭にない
そしてそれがまた私を助けてくれる。

今はまだ
神様のお薬のおかげ。

沢山の人が
このようにして
日々闘っているのだと
その度毎にそう想う。
小さな子たちも居るでしょう。

そして私は
その中に仲間入りをした
まだまだ新人でしょうか。

私も負けないで頑張ろう想う。
優しささえ見失わないように
やがていつかは容赦なく訪れる
最後のひとつので言葉まで
最後のひとつの心までの
優しさを見失わないように

悪夢がそれを暗闇に
引きずりこもうとしても
何度でも何度でもまた

現実のここへ帰る。
幸福と優しさと愛情の。

ゆらゆら歪んだ悪夢の壁の向こうから
怯えた眼差しで
私を必死に探していた猫たちが
現実のここへ帰れば
「おかえり!」と
キラキラとした眼で甘える。

触れる手の平の
柔らかな感触に
生きている実感がする。 

ただいま。

私の全ては
いつもここから始まる。

幸福と優しさと愛情の。


お薬が効き過ぎて
昨夜から今日(日付は変わりましたが)
にかけて、今日のお薬を飲む時間も何時間も過ぎて
15時間も寝続けてしまい

目覚めた時には
痛みが酷くて起き上がれず
身体も全身硬くて重い。
既に痛みの真っ只中では
枕元に準備していたレスキューも効かない。

いくら頑張っても頑張っても
硬くて重くて痛くて
起き上がれなくて
キッチンのお薬まで行けない
そのうちに気が遠くなり
怖い悪夢のような状況の中に
引きずり込まれてしまって
どたんばたんと痛みと格闘して
重くて硬くて動かない身体を
必死でようやく持ち上げて

あれは明らかに歪んだ半透明の壁の
異時空の悪夢の中だった。

随分長い時間
怖い悪夢の中で格闘していました。


ようやく起き上がれて
キッチンでいつものようにお薬を飲み
しばらくしたらもう全然平気。
いつもより調子良いくらい。

軽くて上手く動けて
浮腫でほとんど上がらなくなっていた右脚も
いつもよりよく上がる。

一気にあれこれ
沢山食べたり飲んだり

お休みに入ってから
つい気になる所や気になる物を
磨き始めたり小まめにあちこち掃除もしたり
たまってしまったお洗濯をしたり。

ウォーミングアップや
ストレッチなど十分にしてから

またいきなり
お洗濯と掃除を始めて。

ゆっくりゆっくりなので
今はまだ真夜中のお掃除中。 
明け方のお風呂を楽しみにして。
そんなゆっくりなペースで。 

ゆっくりにしか動けない
それが今の私のペース。

ゆっくりゆっくり少しづつ一日ずつ。
丁寧に。

時間はたっぷりとあるあるから。

丁度いい感じ。


神様のお薬。

研究と努力と莫大な時間と発見と。
人を助けたいという純粋な優しさと愛情と。

そんな研究だったらいい。

必要の感謝と。



       ピンク薔薇

もう真夜中ですが
お仕事の方へは
今日も一日お疲れさまでした。

お休みの方へは
楽しい休日を過ごされましたでしょうか。

皆さまへは
悪夢などみなくても良いように
どうぞ心身健やかな毎日で
ありますように。

穏やかで優しい笑顔の毎日で
ありますように。

そして明日また
素敵な一日でありますように。

もうみんな夢の中。
優しい夢でありますように。

おやすみなさい☆


いつも同じ写真ばかりで恐縮ですが
今はなかなか撮れなくて。

またこれからも色々楽しみたいです。

2013。













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HAPPY!ニコちゃん四つ葉ハート 

春風

好

負けない。
今は沢山寝過ぎてはいけない。