一人の誰かに | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)



もう終わりそうにして
でも頑張って咲いている。

シロツメクサ。










産まれてから

長い人生に
ステージが
何段階かあるとしたら。

私はミアさんと同じように。

今ラストのステージに在り。

この先の未来が
あとどれくらいあるのか。

ふと立ち止まって
考えてしまうことも多くなった。

若い頃とは違い
遠い遠い未来を望むことは
願っても難しいことで

時折寂しく思ったりしても
でもようやく此処まで
精一杯頑張って生きて
辿り着いたから

ただそれだけでも
とても誇りに想う。

心は記憶を辿っても、

若い頃に戻りたいとは全く思わない。
やり直したいこともほとんどない。

とても満足している。

産まれ変わっても
また同じ道を歩きたい。

若い人々は
まだまだ沢山
頑張らなくてはならなくて
大変だなと想う。

小さな子は
これから先どれほど
頑張らなきゃならないか。

宿題や勉強や。

身震いしたり。

いつも沢山幸せでねと願う。


やっと此処まで
毎日毎日精一杯
頑張ってきたのに。

また何処かに戻って
頑張るという想いはない。

ささやかでも
毎日幸せだったし、

沢山の楽しい幸せの記憶も
できた。

その時どきで
幸せも楽しみも喜びも
悲しみも怒りさえ
最高の精一杯だ。

小説も毎年、年に長編二作とか。

今はできないような頑張りもして。

クマだって何年も
毎日のように作り続け
1400体以上
世界に送り出した。

恋もした。

自分の想うまま生きてきた。

結婚もした。
可愛い子も授かった。

果てしないエネルギーを使い
離婚だってした。

家族に過ぎるくらいに愛された。

かけがえない家族を皆見送り
その都度計り知れない
深い哀しみも
幾度も幾度も乗り越えた。

いつの何処に戻ったって、
きっと同じ繰り返しで
また毎日毎日ただ頑張るだけ。

どれだけ頑張ればいいの? 

となる。 

大概は普通誰だってそうでしょう?
通勤電車では毎日毎日
ひしめき合って頑張っている。

私は
溢れるほどの幸せの記憶と、
此処からの未来だけでいい。

その為に幸せな心を大切に
心から誠実に
精一杯積み重ねてきたのだから。



限られた貴重な未来を
年齢と共に自覚する度に

より濃密に心豊かに
過ごすことの大切さを想えば

なんとなく過ごしてしまう
曖昧な時間さえまた惜しくなって。

頑張ろうってまだ想う。

本当に素直に大切に在りたと
改めてて強く想い。

またそのことを
今とても嬉しく想う。

一日一日がより明確に
鮮明に浮き彫りとなる。

ずっといつまでも見ていたい
遠い未来には
辿り着けなくとも

私が沢山の命たちに
教えられ学んだ
繋ぐべき大切なものたちのように

深い優しさの全てを

たった一人であっても誰かに
大切に伝えたいと思ったり。

それが終わりの始まりで
私は永遠に魂をまた

遠い未来に置くことが
できるような気がして。

何ができるかまだ分からないし
何もできなくとも

最期の終わりまでに
ひとつでも一人にでも
何か残せたらいいなと考える。

その何かひとつはきっと
とても濃く

人の究極であろうかと
考えてみたりもする。

未来が限られた
ラストステージであるから。

安易ではない何か貴重なことを
考えたいと想えることを。

そのラストステージを。

つい幸福に思ったりする。

楽観的な深刻。

良くない深刻ではなく
良い意味で深く刻むことの。

或いはただ単純で在ることが
一番重要であるのかも知れないし。

一日一日。

一時間一時間。

流れる時がとても愛おしく
かけがえないと想える。

例え何があっても。

私という人間は
しっかりと
私の中に在り、

それは決して他の誰でもない。

それぞれに各々に特別な。

紛うことのないもの。



時がゆっくりと温かく
見守るように
優しく流れているように感じられる。



     バラ

今日も一日お疲れさまでした。

曇り時々雨。

頑張り後バンダ。頑張り後パンダ。
頑張り後パンダ。

時折書物。

逆にしなきゃと想う。

どうぞ眠りにつくまで
素敵な一日でありますように。



Happy!ニコちゃん*花* 青ハート

春風

好  

明日はお休み、、、︵マリオ

おやすみなさい☆




花々や木々たち、小さな草花さえ
生き物たちや、昆虫さえ

命を繋ぎながら
健気に
儚くも逞しく
精一杯頑張って
いるように見えるのは

やはり命に忠実で
それ以外の余分がない
無垢であるからのように想う。

煩いや、憂鬱や、解き放たれない
何かのしがらみや、大切なこと以外の
つまらない余分や

そんな時
人は素直に頑張れないから。

上手く生きていきたいね。