誰の手も触れられない | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)



   穏やかな空模様の一日でした
   が、夕刻から雲が増え始めて、
  綺麗な夕陽には逢えませんでした。

    でも、まだ青を残して。

    見上げれば、神々しい空。

  手を伸ばして、掴めないものを掴
       もうとした。

      心の此処から。


   見守られている筈の其処へ。













  私の猫たちは、雨を知らない。

  眼には知っていても、雨の降り
    当たる肌触りや、匂い。

  春まだ早い冷たい雨。風と降る
 秋雨の寒さ。真夏の生温かい雨と
   独特なアスファルトの匂い。

   そのどれひとつも知らない。

  大切に大切に守られて生きてき 
        たから。

  或いは、私が小さな世界へ閉じ
    込めてしまったから。

 もう恐らく外では生きていけない。

  
   そんな風に、いつも何かしら
 誰かしらに守られて育ってきた自分
        を想い。

        重なり。

    守る者たちの空に手を
   伸ばしては、届かない何かに
  少しだけ胸の奥がキュンとして。


    雨が降ったら傘をさす。

   雨粒に夢中で見惚れる振りを
     したかも知れない。


   大切なものはいつも此処に。


    今は私が守っている。




     バラ

  今日も一日お疲れさまでした。

   少しづつ少しづつ春の足音。

    温かい気配の風の感触。

     今日からもう三月。

  過ぎてしまえば何もかもがあっと
       いう間。

     大切に居たいよ。   


    どうぞ素敵な春を花





      Happy!ニコちゃん花ハート


       春風


        好



     時間かかり過ぎカナヘイピスケ