ほらね | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




ほらね。また来た。

今日は私の方が先だよ。
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上手く写してあげられなかったけれど。 何度もごろんごろんとしてアピールしたよ。

大分心が近付いた。


お給料日。社長と待ち合わせだから。またね。
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ここまでになると、ばいばいが寂しくなる。

私がじゃなくて、彼女がひとりぼっちになること。

私が帰ったら寂しくないかなとか。

残像が今も頭をよぎる。


こうなると裏切れない。

また来るね。約束だよ。待ち合わせの。

そんな気持ち。

直ぐに思い入れしてしまうのは昔から。


こんばんは。お疲れさまです!ドナルド春風です。酷い顔!次は社長と待ち合わせです。
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通り道のお花屋さんにも、紫陽花が満開でした。
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約束の昆布の佃煮も戴いて。

社長はめっちゃ可愛いロングのワンピース。白地にブルーパープルの花模様。襟が「ローマの休日」みたいな。

ウエストがキュッと絞られていて、裾まで綺麗なフレア。

めちゃめちゃ可愛いの。

私より9歳上。凄く似合っていて可愛らしかった。赤いバッグと。


つい感動して何度もハグしながら「可愛い可愛い」を連発。
電話で親しくさせて頂いているので、お姉さんみたいな存在です。


私もそんな風に可愛く歳を重ねたい。



そして帰り道にまた。
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紫陽花は少し寂しがりの色をして。

だから沢山花を付けて寄り添って。

雨がよく似合う優しい紫陽花。

花濡らしても、その清潔な心濡らさないで。

笑って。




続く



19:18