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いつものベンチには別の人。
約束の可愛い子には今日も逢えませんでした。
少し寂しい。
でもこの森の小鳥たちは気さくで。
人に懐いているのか、ベンチに座ると寄ってきます。
いつもと違うベンチで。
丁度大好きなメロンパンの残りがあったので、白い所だけ少し千切ってあげてみたら、ピョンピョン近付いて嬉しそうに食べてくれました。
可愛いの?いい子ねぇ。
私いい子。
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![150627_1736~01.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20161015/12/harukaze1616/e1/85/j/t02200391_0480085413773322106.jpg?caw=800)
おばちゃん。ありがとちゅん。
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![150627_1732~01.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20161015/12/harukaze1616/7d/d2/j/t02200391_0480085413773320310.jpg?caw=800)
可愛い。
2013年の以前のtwitterにも描きましたが。
昔、故郷雪国で、父が冬になり雪が積もると、朝お米を持って外へ。
何してるの?と尋ねると。
雪に埋もれて雀の餌がなくなるだろう?と。
背が高くてがっちりした背中。
優しいんだけれど知らない人が見ると一見威厳のある父。
背中は嘘をつかない。
温かい背中だなぁと思ったこと。
そして、直ぐ上の兄は、高校生の頃、巣から落ちていたまだ目も開かない雀の雛を拾い、
ペットショップで買った粟をすり潰して、毎日餌をあげて一生懸命育てていて。
凄く懐いた立派な手乗り雀に育てあげたこと。
自由の空に逃がしてあげる時、家族で「恩返しがきっとあるかもねぇ」と言って笑って。
少し寂しそうな兄の横顔と。
そんなことを思い出したりしました。
小さな頃から絶えず誰かが何か連れてきて、動物が耐えることがなかった我が家。
一番上の兄は、何かの卵を拾い、温めて孵ったら蛇だったことも。
みんな逃げました。
メス猫が二匹、同時期に赤ちゃんを三匹ずつ産み、家に八匹猫がいたことも。
私が高校の頃可愛がっていたチャッピーという猫だけ残して、結局両親が話し合いみんなよその家へ手放してしまいましたが。
日曜の夜には動物のドキュメンタリーを必ず父と視て、色んな話しをし。
「命」の在り方みたいなこと。
父が沢山のことを教えてくれました。
そんなことを懐かしく思い出したり。
記憶の雀。
続く
19:09
長い。悪い癖。つい瞬間瞬間を思い出しては浸ってしまう。
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