昨日。一日の仕事を終えた帰り道。
いつものように空を見上げて。
最近はなかなか綺麗な夕陽に出逢えず。
少し寂しく。
夕陽は母の色のように温かいですよね。
秋特有の曇り空が多かったのもあるし、暮れるのが早くて間に合っていないのかも知れない。
でもこんな不思議な。
巡ってゆく、夕陽の色を映した名残りの空。
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一直線でどこまでも続く長い雲や、幾重にも重なる断層のような雲。
炎が噴き出しような雲や。
いつものように、広場でシャッターを切る良い場所を探し、手を伸ばしたままくるくると回り。
しばらく見上げたままその場に。
人目はばからず、あんぐりとしていたのではないかな。
ついつられて見上げる人々や。
(やった)
ほとんどの人々は何事もなく行き過ぎて。
こんな不思議な空なのに。
勿体ない。そんな余計でお節介なことを考えてみたり。
日常の中の些細な瞬間。
人々と空が、もう当たり前のように溶け込んで。
当たり前のように空がある。
夕陽や暮れていく空が美しいのさえ当たり前なほど。
観なくても空は美しいに決まっているから。
それもまた壮大な時の流れの中で。生きることに懸命であるならば。太古の昔からのように自然で美しいことのようにも思った。
そして、あまりに、この「今だけの瞬間」にこだわり過ぎている自分を、また少しちっぽけに思った。
おはようございます。
久し振りにキラキラと眩しい光の。
綺麗な朝です。
行楽日和。
どうぞ素敵な一日になりますように。
Happy!
春風
快眠でした。
07:34