旧blogにも描いていますが、
やはり村山由佳さんの瑞々しい奥行きと、潤いと、細やかで繊細で詳細な描写や、現実に存在しているような登場人物への余韻、心の襞が多くて、風や水面にキラキラと波打ち流れて揺れるような文体。
でも意志はしっかりとされている。
文章に高尚なリズムと抑揚がある。
今はそんな村山由佳さんの作品が好きです。
心が綺麗で研ぎ澄まされていますよね。
余韻が凄くある。
美人さんですよね。春妃みたいな。
江國香織さんも好き。
違うけれど、何かが少し似ている。
文章を読むと水がながれて活字が揺れる感じがする。
凄く綺麗な空気で穏やかな呼吸できるような文章。
かと言って、生きている実感がする。
居心地が良い。
そんな感じ。
絢香さんは、歌の抑揚が素晴らしいですよね。
いくら素人がやろうとしても全く出来ない。
何だろう。強弱だけでなくて、音だけでもなくて抑揚なんですよね。
心ですかね。
また練習してみよう。
春風
記録から抜き出しました。