雪の頁-在る椅子- | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




我が家の直ぐ前に新しく建ったお家の 小道に面した可愛い庭。

ある雪の日。

まるで誰かを待つようにそこに在る。

小さな椅子。

人目に触れず、こっそりと妖精が座るんでしょう。

多分白髭をたくわえ、杖をつく腰を屈めた老人。

世の中の何かを見据えて思考する荘孟のような。

小さいのに何か深い意義が見えるような情景。
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まだ春遠い雪の日。






おはようございます。

今朝は久し振りに雲の切れ間から青空が覗いていました。

いつまでも激しく泣き疲れて、目を腫らしたような空。


水害による被害の実態は、水が引けた後に更に見えて。

昔は、水が引けるのにもひと月近く。引けても直ぐには帰れず、各家の家中の消毒や復旧が大変でしたが。

家の中で大人の腰まで浸かりました。

二年連続。

一ヶ月くらい高台の学校に避難していました。

まだ小学生の子供だったから、よく事の状況を知らず、兄と一緒に救助や食糧を運ぶ自衛隊のヘリコプターや船に感動したりしていました。

豆ご飯の缶詰がとても美味しかった記憶。


母は母で、常に起こってしまったことには腹を括り、ともすると楽観的に冷静に対処する人だったので、子供の私に不安は伝わりませんでした。

避難所で配給して頂く食糧やおやつなど、同じ避難生活の方たちと力を合わせて配っていたり。

子供たちはみんな笑って遊んで。

大人もつられて笑って。


どうぞ、一日も早く復旧されますよう。

引き続きお見舞い申し上げます。


今日も素敵な一日になりますように。


どんな日にも。

心には。


Happyを。



春風



07:29