職人気質 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




2011年にユニクロのCMで「紙漉職人」のとても可愛らしい女性が出ていらして、凄く素敵で感動しました。

凄く寒くて、寒さに煙るほど。

寒いほど良くて、白い息を吐きながら冷たい冷たいお水で丁寧に紙を漉く。


twitterやFacebook、YouTubeなどにそのことを記し、大変なお仕事だけれど、そういった黙々と伝統を受け継がれる匠の職人さんたちへの深い敬意と憧れを綴ってきました。


ずっと染め物や家紋職人もいいなと思っていて。

そういう細かくて地道な作業が好きなので。

今朝は、電車の中で岩手の「南部鉄器」の職人女性を画像で拝見して。

ぼんやりと、嗚呼やっぱりいいなぁと。

大概そういった方々は質素に慎ましく生きておられて。

その女性も例外なく、黒い床や柱の古民家に住み、囲炉裏で南部鉄器のお湯を温め、お座布団に正座をされて静かにお茶をいただくシーン。
焼きあがった南部鉄器を丁寧に磨く姿。

とても静かな雰囲気で、それが慎ましく優雅に見えて、またいいなぁと憧れる。

様々な職人さんがおられますが、やはり伝統職人という職業ほど長い年月の経験と鍛錬や精神力が必要な職業は他にないのではないかなと思ったり。

素人にはとても難しいことだけれど、その静かで何かを極めて見据えたような。

簡単ではない何か。

そんな生き方が素敵だなと、やはりそういう方々を拝見する度に憧れを抱きます。

この歳ではもう無理でしょうが、そのような受け継ぐ精神や静かで慎ましく、でもとても温かな優しさと包容、たおやかな深さと落ち着き。

常に何か秘めた意志の強さと誇りを感じるような強い精神力。

職人は無理でも、そんな精神の素敵な生き方がしたいなぁと思う。

とても難しいことかも知れなくても。


YouTubeさんより。

ユニクロ「紙漉職人」

2017/12/6追記。動画が何処を検索しても再生出来なくなっていて。凄く素敵な動画なのに。
まだお若くて健気でとても可愛らしい女性の紙漉き職人さん。そのとても真摯でおっとりされた可愛い話し方が大好きでした。伝統を受け継ぐということを自然に受け止めていらして。
動画が視れなくて凄く寂しい。

視れたのはこれだけでした。
凄く素敵な動画。何処かでまた視れますように。











おはようございます。

暑くも寒くもなく、薄曇りの静かな朝。

初秋の風は微かに優しく。


どうぞ素敵な一日になりますように。


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