可愛い子との思い出 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




朝、電車の中でまた過去フォルダを眺めて今日気になった写真を色々をメールに保存。


にんまりとデレ~っとして。

また探して眺めている間に時間がなくなってしまいました。

まずは森のイベント会場に3ヶ月、お手伝いに行っていた間。

すぐ傍らにあるトトロの森のように小さな可愛い森で、毎日のように待ち合わせデートをした可愛い子。

その辺りの人気者で。

ちょっとやんちゃでちょっと生意気な雰囲気が憎めなくて。

とても愛らしい子。

毎日私の帰りを待っていてくれるみたいに、同じ時間にそこにいて。

私も毎日楽しみにして。


沢山撮った思い出の写真のうちからほんの一部。

記事は写真の日付にあります。


いつもの帰りの時間に、いつもの約束の場所で。

んにゃ~。おばちゃん遅かったの。私待ちくたびれちゃったの。
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毎日逢えるのが楽しみでした。

海を眺めながら、風に吹かれて。

木陰のベンチにんびり座って、色々お話しをして。


私待ってたけど、待ってなかったの。
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お舟が通るよ。知ってる?


知ってるけど知らない。
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そんなことを言いそうに。

待っていてくれたのに、素知らぬ顔をして。

逢えて嬉しいのに知らん顔して。

素直になりたいのに、なかなかなれないような。

そんな愛おしい子でした。

毎日たっぷりお喋りをし。バイバイが辛くなって。

私が、というより、私が帰った後のこの子が寂しくないかなと思い。

何度も何度も振り返って、何度も何度もバイバイをして。

また、寂しいのに平気な顔をする。

そんな子。



単身赴任で、週末家族と過ごし、毎週毎週ずっと、月曜にはまた家族を置いて行かなければならない。

その時の父の気持ちが、見えるような気がして。

涙が滲んだり。

イベント会場の応援を終えて元ビルに帰った今も、近くだからいつでも行けるのに。

また辛い想いをさせないか心配で、なかなか行けないでいます。



続く



12:40