もうずっと何年も長い間撮り続けた空たち。
風に流されて。
刻々と。次の瞬間には直ぐ姿を変えてしまう。
空と雲と風が織り成す。
儚いほんの一瞬の。
最高に素晴らしい芸術。
その瞬間瞬間に想いを込めて綴り続けて。
膨大にたまった空への想いは、私の心の奥深く。
瞬きの記憶の引き出しに。
宝物となり。
息を潜めて眠り。
また沢山の羽ばたきの息吹となる。
青く白く。
この小さな星の上。
人々の蠢く。
ぺしゃんこの。
見上げて。
其処に在る魂の先へ。
手を伸ばしても。
まだ此処に足底から張り付いている。
靴底から伝わる大地のそれが。
生きている実感ならば。
私はまだこの地に張り付いていよう。
逆さまになっても。
決して揺るがない。
この地上の巡りに張り付いていよう。
万(ばん)が有する。
引力のそれは。
魂のこちら。
手を伸ばしても。
ただ青く白く。
其処に在り。
在るように見えてない空の。
魂の果て。
せめて心を預けよう。
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風の運ぶ。
野の猫の。
遠く呻くように響き鳴く。
あの声はたれの魂の産声か。
温かくされて。
どうぞ素敵な午後を。
Happy!
春風
フォルダをずっと眺めていると、本当にどの瞬間瞬間も、例えささやかでも特別でかけがえない貴重な宝物の瞬間になとなり蘇る。
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