先週金曜日のこと。


出張帰りで次が最寄駅、と言うところまで帰ってきたところで乗っている電車が急に停止した。



“ただいま前方線路上で障害物を発見しましたので徐行します”とのアナウンス。



僕は最後方のシートに座っていたので車掌無線の音声が耳に入ってくる。



“土砂と岩のようなものがあり、ひとりで処理することは不可能です、応援願います”


“スコップをもって応援願います”


“停電の案内をしてください”


等等ー



この路線は珍しいサードレール方式を採用しており、簡単に言えば線路に高圧電流が通っている。



作業に入るためにはそれを一旦切る必要があり、当然ながら車内は停電するわけ。



非常電源があり真っ暗にはならないもののエアコンは切れるので蒸し暑さがひどくなっていく。



停車して30分を過ぎた頃、


“復旧の見込みがありませんので降車していただきます”


“係の指示に従って線路に降りてください”


とのアナウンス。



最後尾扉に簡易階段(はしご?)がかけられて近くの車庫経由で脱出する、ということのようだ。



こういうときは一番脱出口から遠い最前車両の人から列を作って順序よくおろす。



なかなか進まずイラつくのもわからんではないけど、車掌さんに向かって

『中で待っとったらあかんのか』

『外雨降ってるやん、濡れるんちゃうんか』

とか文句を言うおっちゃんがいた。



『車掌さんに文句言うても仕方ないでしょ。俺らの安全のための最善を考えて案内してくれてるんやからね。(車掌さんに)大変ですよね、ありがとうございます。』



って言ったらおっちゃん、隣にいた奥さんらしき女性に『ほら〜』って追加注意をされる感じになっちゃいました😅



5分に一本電車が走る時間帯に、目の前で起きた土砂崩れに気付き停車。


落ち着いた対応をした運転士、車掌さん、ありがとうございました。


一歩間違えると脱線事故で大災害になりかねない中1人の怪我人もなく対処、素晴らしいと思う。



“脱出”のヒトコマ。


全てに感謝、感謝!



その後土日は当該路線の運行を取り止めるとのことだったので、月曜日のアポに備えて日曜中に出張先へ前のり。


おかげで休みは土曜日だけだったが晴れたのもその1日のみだったので、まあいいか。


貴重なお休みは家の前の山に散歩に行き、小鳥の世話をし、ナギと遊んで・・・ゆったりとした土曜になりました。




それにしても今年の気象はちょっと異変が・・・


かなり早期に気温が上がり、梅雨入りは遅れたが集中豪雨が発生。


今回の土砂崩れといい、自然界に大きな影響が出ているんだろうな。



身近なところでいつもと違うのは見かける、つまり発生するノコギリクワガタの数。



とにかく今年は多い!



シノも職場で2回見たし、お山の散歩中にも別々の場所で5匹も見かけたし。




気象と関係あるのかな?




小鳥たちも早々と暑そうで。


ナギも毎日水浴びをしてます。


昨日はシノに撫でられようとあの手この手で頭を差し出していましたが。




もう毎年が異常気象なのでこれが通常?かもしれませんが。