前回雨の摩耶山を1人で登ったが、5月4日は快晴の中、シノと春日山をのんびり歩いた。
GWの奈良ということで外国人含め観光の方が多いということは想定内。
なので朝の早いうちに家を出る。
国立博物館前ものんびり鹿が草を喰む。
そこから春日大社を抜けて原始林内の林道を上がっていく。
何度もブログで紹介したが、よく整備された歩きやすい道。
その中に樹齢を重ねた古木や新緑の葉をつけた若い木が混成する。
歩いているとシノがかわいい森のゴーストを発見。
ギンリョウソウ。
その見た目からユウレイタケなんて呼ばれることもあるが、キノコではなくツツジ科の多年草だ。
自らは葉緑素をもたず光合成はできない。
が、共生する樹木や菌類から栄養をもらう。
そしてお馴染みオオセンチコガネも顔を見せてくれた。
春日山の個体は瑠璃色のものが多く、別名ルリセンチともいわれる。
いわゆる“フンコロガシ”の仲間だが、彼らがこの豊かな森を生み出す要素のひとつとなって有機物を分解していく。
山頂まで行くと若草山に出る。
鹿のおしり四つ・・・
くだりは若草山の有料ゾーン(といっても150円ですが)を通り、さらに見晴らしのよい丘に出る。
眼下は東大寺。
そうして午前中には帰宅したのでした。
いつ行っても気持ちがいい奈良の身近な自然を満喫できました。
さて家では雛チェック。
2023年度も最後の繁殖ですね。
小紋鳥。
コキンもまだまだ雛3〜4羽程度を仮母が育てている。
こちらは日向ぼっこの育成ケージ。
昨秋生まれでトヤが終わった2羽と先日仮母から離したばかりの若。
今年生まれだがトヤも終わり、貴重なメスが確定した橙顔小紋鳥の雌。
そしてブルー胡錦兄妹。
そんなこんなでゆっくりできたGWはあっという間に終わってしまいました。
6〜7月はフィンチたち、繁殖を休憩させて休ませまーす!