春の家族旅行、海外へーとはいかないけれど京都のいつものラグジュアリーホテルに2泊しました。


敷地内に湧出する温泉の大浴場、スイート宿泊者が使用できるゲストラウンジでゆっくりとくつろぐのが目的。


2泊ならナギもお留守番できますので。



豪華なお部屋もいいけれど、改装を重ねても保存されてきた村野藤吾氏が設計した昭和のフェミニンデザインがとーっても好き。


宴会場ロビーに現存する螺旋階段の曲線が美しい。





そして2泊していると昼間のステイ清掃時には京都の街へとぶらり外出をしたくなるもの。


今回は家族4人で哲学の道を歩き、南禅寺〜法然院〜銀閣寺へとお散歩。





琵琶湖疏水と繋がる清楚な流れが鴨や魚、二枚貝、ホタルなどを育む。


歩いているだけで不調が解消されていくような気分晴れやかな道。



行き着いた先もよく通る場所。


いつも大文字山へ登るための登山口付近、銀閣寺の門前です。


約5年ぶりに慈照寺(銀閣)に料金を払って拝観してきました。


たまにはいいものです。






観光客が増えても、その佇まいには“静寂”を感じます。



晩ご飯は四条・鴨川沿の「いかりや食堂」というよく行く洋食店へ。






満腹になったあと、消化を促すべく四条から東山方面にあるホテルまで歩いて帰ったが、夜の鴨川も大好きです。



コロナ禍の終焉とともに街には観光客が戻ってきて、それ自体はいいことなんだけど路上のゴミが増えた。


シノはいつも道にちょっとしたゴミが落ちていると無言で拾って後でゴミ箱に捨てる。


彼女いわく「小さな小さな善を貯めている」んだそうです。


「結果的にご褒美がなかっても気持ちええやんか、それがご褒美かもね」とのこと。


女神様、ぼくはまだその域に達さぬ未熟者です。





このホテル泊中、留守番カメラに映るナギはションボリしてます。


時々皆で声をかけると「おっ!」という顔をしてゴニョゴニョ喋るけど、いつもバラ撒くご飯も丁寧に食べるし・・・なーんか違うんだよね〜



家へ帰るとすぐにケージから出てきてもうベタベタの甘えん坊。



ごめんね〜ナギ〜、ナッツあげるから許してね。


と言いつつ夏休みも長男が帰省するなら旅行したいな、とナギに言えないことを企むのでした。