この季節、鬼胡桃が実をつける。


そして毎年、それを楽しみにやったくる野生動物がいる。


そう、ニホンリスだ。


中国語の栗鼠、つまりリッソクからリスという言葉が生まれたらしい。


僕が見かけるニホンリスは常に松ぼっくりか胡桃を食べていて、栗を食べているところに出会ったことはないけど。



今年もいつもの胡桃の木に彼らはやってきた。





早朝から胡桃を食べ、9時台になると複数個抱えて巣がある森に帰っていく。




その森と胡桃の木の間に一本、ゴルフ場へ行くための車道がある。


この日の朝、そこでひとつのリスの命が失われていた。


公園の管理人さんが死体を見たそうだ。


あのスピードで動けるリスを轢くのだから相当なスピードだったのだろう。


この道はゴルフ場関係者、利用客、公園管理人以外侵入禁止の道。


おそらく普段通らない、ゴルフ場利用客が加害者だろう。



ゴルフ場は樹を伐採し、芝の維持のために大量の農薬を散布する。


大抵は多くの生き物の住処を切り拓いて作られるし、森も川も少なからず汚染される。


そりゃ動物だって出てくるよ、かれらの棲家なんだからさ。


環境を壊された上に轢き殺されるんじゃ堪らないよね・・・




僕はゴルフを否定する訳ではない。


だけど利用される方はそこは理解しておいてほしい。



スピード出したり動物が出てくることを予見せずにそんな小道を走ったら撥ねちまうのも当たり前でしょうが。


悲しくも悔しい出来事でした。




我が家生まれの命、ディスカスたちはほぼ減ることもなく順調に育っています。


60・45・45の水槽を好き勝手泳いでいるのでまとまって撮るのは至難。





約30数尾というところ。


成長不良を起こさないよう気をつけねば。




こちらは・・・知る人ぞ知る、つまりほぼ知られていない小型美魚・リコリスグラミーの最高峰、クインデシム種。


まだまだ導入してから日が浅く、本来の発色はこれから。





20世紀の終わり頃に記載された特徴的美種。


適応と発色が待ち遠しい。




胡錦鳥のペコちゃんも順調に育っています。


そろそろ胡錦鳥以外も繁殖シーズン、小紋鳥、縞胡錦も産卵が始まった。


今年も健康にスクスク育つ雛の声が楽しみです。