【リゾバ】登別温泉で働こう!
そろそろ温泉入ってのんびり働きたいプラン【約3ヶ月半】
2024/3/10-7/3

● 2024年5月19日 ●

07:00 

08:30 【徒歩】
09:00 【ロープウェイ】山麓駅→山頂駅



let'sworkinNoboribetsu270.jpg
ロープウェイ乗り場までは階段

let'sworkinNoboribetsu271.jpg
ツツジがキレイだねぇ

本日は快晴の日曜日!ここに来てようやく登別と言えば…な観光施設、クマ牧場に行ってみたいと思います!GW期間と5月の土日だけ子グマと撮影できるイベントがあるんですよ。それ狙って今日まで行くの我慢してました。(笑)

クマ牧場へはロープウェイに乗って向かいます。登別温泉街の途中にロープウェイ乗り場に続く長〜い階段があるので、朝からヒーコラヒーコラバヒンバヒン言いながら上りましたよ。ヤマツツジがキレイに咲いてて、ちょこっと元気取り戻した。


let'sworkinNoboribetsu272.jpg
ロープウェイ山麓駅に到着

let'sworkinNoboribetsu273.jpg
ハイペースでやってくるゴンドラ

let'sworkinNoboribetsu274.jpg
それでは行ってきま〜す!

早く到着してしまったので、オープンするまでお外で待機。今日は暖かいなぁ…冒頭から眠くなってきた…。ナイトシフトだから寝るのどうしても深夜2時とかになってしまってねぇ…朝がちょっぴり辛い…。

前日にセブンイレブンで前売り券を購入していたので、窓口で入場券と引き換えてレッツゴー。ロープウェイのゴンドラは結構ハイペースでやってくるので、混んでても待ち時間は然程ないように思います。乗車したら遊園地のアトラクション並みに加速して上昇…!不意を突かれてちょっとビックリしましたが楽しかったです。(笑)

紅葉シーズンは絶景だそうですが、グリーンシーズンもなかなか良かったですよ〜!約10分程の空中散歩を満喫したら山頂駅へ到着です。


09:10 のぼりべつクマ牧場

13:00 【ロープウェイ】山頂駅→山麓駅
13:10 【徒歩】
13:30 



let'sworkinNoboribetsu275.jpg
ヒィ〜!これはヤバいっ!

はいっ!やって参りましたよ、クマ牧場!ロープウェイ乗り場を出て右手に子グマ牧場があったので、チラッと覗いたら…ヒィーーーーッ!!か、かわゆい〜〜〜〜!!!春に生まれた子グマが2頭、ちょこんと並んで座ってるじゃぁないかっ!!これは絶対に近くで一緒に写真撮りたい〜!!

初っ端から取り乱してスミマセン…。ここ、のぼりべつクマ牧場は登別温泉街の南東にそびえる四方嶺の山頂にあります。その昔にアイヌ民族から「カムイ(神)」と崇められていたエゾヒグマの生体展示がされており、餌やり体験やショーなどが楽しめます。また併設のアイヌコタンを再現したユーカラの里では貴重なアイヌ民族の生活用具などが展示されています。それでは順番に紹介していきますね。


let'sworkinNoboribetsu276.jpg
展望台からクッタラ湖を一望

クマさんに会いに行く前に天気が良いので先にヒグマ博物館の屋上にあるクッタラ湖展望台へ。外に設置されたエスカレターで楽々移動。ほおぉ、これが日本屈指の透明度を誇るクッタラ湖…!!確かにキレイだ〜!支笏洞爺国立公園の原生林も見所。

クッタラ湖は真円形のカルデラ湖で、湖岸には流入や流出する川がない孤独な湖です。登別温泉の源泉とも言われていて、エゾサンショウウオやヒメマスなどが生息しているそうですよ。機会があれば近くまで行って見てみたいな。なんかクッタラ湖って響きが無駄に何回も言いたくなる。(笑)


let'sworkinNoboribetsu277.jpg
ヒグマ博物館を見学

let'sworkinNoboribetsu278.jpg
ヒグマと言ったらアイヌよね

let'sworkinNoboribetsu279.jpg
またアイヌ料理食べたいなぁ

let'sworkinNoboribetsu280.jpg
トリックアートが楽しめる部屋

クッタラ湖の眺めを楽しんだ後はそのまま下のヒグマ博物館を見学。ここではヒグマが生まれてから成獣になるまでの世代別剥製や骨格標本をはじめ、クマの歴史や生態など多くの資料展示がされています。アイヌ民族に関するものもありました。登別にいるとそこら中でどデカいヒグマの剥製を目にするので、なんだか見慣れてしまってヒグマに対する恐怖心が薄れてしまった自分がいたりいなかったり。モフモフしてみたいとさえ思ってるよ。(笑)

真面目な資料展示の最後になぜかトリックアートのお部屋が。ちゃんとクマ仕様のヤツ。1人で撮っても虚しいので見学だけして退室〜。(笑)


let'sworkinNoboribetsu281.jpg
どうやらリスもいるらしい

let'sworkinNoboribetsu282.jpg
エゾリスをちゃんと見たの初めてかも

let'sworkinNoboribetsu283.jpg
シマリスちゃんもいたよ

ヒグマ博物館の建物の1階はカフェなので、また改めて来るとして…お次はリスの杜へ行ってみることに。こぢんまりした施設なんですが、めちゃくちゃ近くでリスの観察ができます。ちょうどお食事タイムだったのか、エゾリスもシマリスもバッチリ見ること叶いました!結構、隠れちゃって見れないことも多いらしい。どっかの動物園で目にはしてると思うんですが、エゾリスをちゃんと意識して見たの初めてかも。しかし、どうしても金カム思い出して食材として観察してしまうっていう。チタタプしたい。(笑)


let'sworkinNoboribetsu284.jpg
立派なクマのおやつ自販機

let'sworkinNoboribetsu285.jpg
餌やりを楽しもう☆

さて。前座が長くなりましたが、そろそろクマさんに会いにいきましょうかね。おやつは必須よね…って、自販機立派かっ!!なんと電子マネーも使えましたよ!!私は楽天経済圏の人なので、楽天Payで楽々お支払い完了。いやぁ、便利。大500円、小200円だったので、今回は小を購入。なぜかって?日曜で餌やる観光客が多いからですよ…どうせお腹いっぱいで食べてくれないでしょ…。(苦笑)


let'sworkinNoboribetsu286.jpg
第1牧場はオスの展示

まずはオスのいる第1牧場から行ってみますと…え?1頭しかいない?いや、いたいた!いたけど、他の子はみんな死角になってる溝でぐでぇっと横たわっとる…。笑えるくらい全くやる気ナシ。遠過ぎて餌もあげられないので、ガラス越しにクマと対面できる「ヒトのオリ」へ移動してみます。こっちにも来てくれるかどうか…。(笑)


let'sworkinNoboribetsu287.jpg
ヒトのオリへ移動することにします

let'sworkinNoboribetsu288.jpg
エサは押し出し方式であげるらしい

let'sworkinNoboribetsu289.jpg
ふぉ!キタキター!!

let'sworkinNoboribetsu290.jpg
近くで見るとやっぱりデカい!

入口から肌寒い通路を進んでいくとガラス張りの部屋に到着。おぉ、この長いパイプに餌を入れて押し出す感じね。なるほどなるへそ。しかしガラスの曇りと水滴で外があまりハッキリと観察できぬな…。

そうこうしていたら、1頭のオスがやっと近付いてきた!今だ!すかさず餌を発射!!コロ〜ン…………あれ?まさか気付いてない?10秒後くらいに…モシャァっと食べたよっ!やっぱりやる気ナシかよ!いやでもさ、ヒグマのオスって近くで見ると想像以上にデカくて迫力ありましたわ。あれ?さっきモフモフしたいとか言ってなかったか?山で遭遇した時の脳内シュミレーションでは余裕で勝ててたんだけど、現実突き付けられたら全く勝てる気しなくなったよね。(笑)


let'sworkinNoboribetsu291.jpg
第2牧場はメスの展示です

let'sworkinNoboribetsu292.jpg
水浴び楽しそうですな

let'sworkinNoboribetsu293.jpg
エサ待ちポーズ可愛い

お次はかわい子ちゃんたちが集う第2牧場へ移動します。さすが女子は客の楽しませ方を心得ておりますなぁ〜!あざとい〜!!カワイイ〜!!(笑)

…とは言え、まだ乗り気じゃない子も結構いて。そんな子たちにツアー客のオッサンが上からペットボトルのお茶かけたのにはビックリ…というか、久々に怒りの感情すら湧いた私です。「これでやる気になったろぉ?ガハハハ!!」とか調子こいてたから、プッツンきて一言物申してやろうと思ったけど、別の方が注意してくれてたので気持ち収めました。ホント、信じられないっ!お前にも水ぶっかけてやろうか?あぁん!?(怒)


let'sworkinNoboribetsu294.jpg
アヒルの競走も楽しめまっせ!

let'sworkinNoboribetsu295.jpg
メープルの単勝に200円!(笑)

ちょっと嫌な気分になったけど、そこんとこ今度はアヒルたちに癒してもらおうではないか!クマ牧場にはなぜかアヒル小屋もあって、1日6回定時にレースが開催されるんです。1着のアヒルを見事に的中させると、クマ牧場オリジナルグッズが進呈されます。1羽につき200円で参加できちゃうので、ちびっ子たちにも安心のギャンブル!ちょっとドラクエのスライムレース思い出したよ。賭け事大好きな私に参加しないという選択肢はありません。子どもに混じって緑の首輪のメープルに全てを託すことに。メープル、お前の単勝に200円だ!(笑)

で、結果ですが…見事に惨敗!スタート遅いしゴール手前で他の子と水遊び始めるしで、笑えるくらい気もそぞろなメープルたんでしたわ…。なんかゴールドシップを彷彿とさせるなぁ。ゲラゲラ。でもめっちゃ楽しませてもらったから良し。オリジナルグッズがどんなのだったか気になるけど。(笑)


let'sworkinNoboribetsu296.jpg
クマ山ステージに移動します

let'sworkinNoboribetsu297.jpg
特別披露のレナちゃん2歳

let'sworkinNoboribetsu298.jpg
こちらはベテランのショコラちゃん11歳

再び第2牧場で餌やりしてたら、クマ山ステージで訓練中のクマのアスレチックショーが見れますよって場内放送が流れたので行ってみることに。丸太渡りや餌探しなどを通して、ヒグマの驚くべき能力の一端を観察することができます。

2歳のレナちゃんはまだ訓練中。正規のショーではなく、特別公開だったので見られてラッキーでした。クマってデカい図体してめちゃくちゃ器用なのよね。箱の蓋を開閉したり、ブランコに立ち乗りまでできちゃう。しかし二足で立ってるクマってどうしてこんなにも人間臭いんだろうか…背中にチャックあるんじゃないかと探してしまう。(笑)

正規のショーでは3組限定でクマが登場するスペースにエサを隠すことができます。これを探すのは11歳でベテランのショコラちゃん。クマは鼻が効くので、結構サクサク発見されてました。でも今日のショコラは動きがノロノロらしく、途中で飽きて座り込んでしまう始末。動かなさそうってことでショーは強制終了となりました。そんな日もあるわな。


let'sworkinNoboribetsu299.jpg
先着順だから焦ったけど無事にゲット

let'sworkinNoboribetsu300.jpg
アシリくんのこの可愛さよ…!

てか、子グマの撮影会の受付がそろそろ始まって…ギャーッ!早くも列ができているじゃあないかっ!!20組限定だけど大丈夫かなとヒヤヒヤしつつ並んで、なんとか8番目をゲット。20人だったらアウトだったよ。20組で助かった…。ショコラちゃんが早々にリタイアしてくれなかったら間に合ってなかったかも。(汗)

一緒に撮影してくれるのは今年生まれたばかりの2頭、アシリくんとルイくん。GW期間中に名前の募集がされてて、なんと今日が発表日だったみたい。どちらと撮影するかは選べなくて、私はアシリくんと撮ることに。眠たいのか遊びたいのか不機嫌でずっとウーウー言ってたんだけど、それがまたカワイイのよ〜!飼育員さんに首根っこ掴まれたら大人しくなってまたかわちい。ちなみに子グマに触ったり抱っこすることはできませんので悪しからず。アシリくん、ありがとう〜!アシリってアイヌ語で新しいって意味だよね、アシリパさん!(笑)


let'sworkinNoboribetsu301.jpg
併設のクマ山カフェでランチ

気付いたらもうお昼。クマ山カフェでランチタイムにしますかな。こういう施設のレストランってショボいんだろうなと侮っていたけど、ここは意外と凝った内容のメニューが豊富でした。ずっと前からハンバーガー食べたくて仕方がなかったので、ここは迷わずBossチーズバーガーをチョイス。せっかくだからデザートにヒグマアイスも追加しちゃおうかな。

バーガーのバンズはヒグマをイメージしたのかおそらく竹炭が練り込まれてて黒いです。思ったよりパテが分厚くて食べ応えありでしたよ。照り焼き系がそんなに好みじゃないので、ソースが甘口だったのは私的に残念でしたが。アイスもヒグマが上手に表現できていて美味しかったです。子どもはきっと喜ぶやーつ。


let'sworkinNoboribetsu302.jpg
最後はユーカラの里(アイヌコタン)へ

let'sworkinNoboribetsu303.jpg
チセの内部も見学できちゃいます

let'sworkinNoboribetsu304.jpg
アイヌ生活資料館もあります

let'sworkinNoboribetsu305.jpg
金カムでお馴染みの制裁棒!(笑)

それでは最後にユーカラの里へアイヌ文化を体感しに行きましょう。敷地は広くないですが、明治初期のアイヌの生活様式が忠実に再現されています。手前からポンチセ、ポロチセ、生活資料館と並んでおり、それぞれ内部の見学も可能です。ちなみにチセとは家のことで、ポンは小さい、ポロは大きいという意味です。

生活資料館には金カムの作品内でも描かれている道具がズラリ。特にストゥと呼ばれる制裁棒を見た時はうっかりニヤニヤしてしまったよ。しかもアシリパさんと同じ形状のヤツだし。アイヌ文化に興味がない人には退屈なエリアかもしれませんが、山田秀三、金田一京助、萱野茂など名だたるアイヌ研究者と伝承者から指導を受けて復元された施設なんです。貴重なものを見学できているとだけ心得ておきましょう。(笑)


let'sworkinNoboribetsu306.jpg
帰りはクマさんが同乗してくれた(笑)

let'sworkinNoboribetsu307.jpg
冬は鮭とばのゴンドラも見れます

let'sworkinNoboribetsu308.jpg
出口には巨大なアイヌの海洋交易船が

いやはや、のぼりべつクマ牧場…小さいながらもたっぷり楽しめました〜!帰りのロープウェイは大きなクマのぬいぐるみが一緒に乗ってくれてたので全然寂しくなかったしな!(笑)

そうそう、山麓駅にはとば号の展示がありました。鮭を吊るし寒干しさせて鮭とばにする、冬季限定で運行しているユニークなゴンドラです。これで干し上がった鮭とばはクマさんの飼料になるらしい。私が登別に来た頃にはまだ運行してたので、チラッとでも見に来れば良かったなぁ〜。

出口にはアイヌの海洋交易船、イタオマチプの紹介も。今から200年くらい前まで交易に使われていたそうですが、その後は姿を消したんだとか。1966年、苫小牧や厚岸で出土した際に復元製作が取り組まれるようになり、ここに展示してあるものは2021年に製作された原寸大復元船としては国内最大級のものということです。大きな特徴は金釘などの金属を使わないということにあり、その製作の様子が映像で流れておりました。昔の人は本当にスゴいわ。

…てな感じで、充実した休日が過ごせました。やっぱり疲れた時はアニマルセラピーに限るよ。はぁ、そろそろ愛猫たちに会いたくなってきたな…。



● 2024年5月20-23日 ●

3度目の正直で応募した夏のリゾバ先がやっと決まりましたーーーっ!!当初予定していた場所ではなくなってしまいましたが、まだ上陸したことのない未知の島なので今から超絶楽しみです!!これで安気に登別生活を楽しめるぜ…。(笑)

さて、明日から珍しく2連休。もうすぐ契約満了で去ってしまう方と名残惜しいねと話してたら、1日くらい一緒にお出かけしてきなさいと休み増やしてくれました…優すぃ…。最後に楽しい思い出作ろうと思います。