【リゾバ】登別温泉で働こう!
そろそろ温泉入ってのんびり働きたいプラン【約3ヶ月半】
2024/3/10-7/3

● 2024年4月8日 ●

08:00 

12:00 【徒歩】
13:45 宝泉観音
13:50 【徒歩】
13:55 薬師神社
14:00 【徒歩】



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湯煙が立ち昇ってるぅ

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橘湖に寄りたいのよねぇ

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やっとカルルス温泉に到着だ〜い!

さぁ、始まりました!4連休の初日です!今日は登別温泉の奥座敷として知られるカルルス温泉に行っちゃいますよ〜!張り切って朝8時に起きたけど、出発するのお昼なのよね。それまでゆっくり準備して、溜まりに溜まったブログ記事書いて過ごしました。台湾の記事書き上げたらなんだか燃え尽きてしまって、登別編の執筆が進まないったら。(汗)

バスを使ったら20分くらいなんですけど、天気も良いから歩いて行きます。Googleマップでは1時間50分くらいと出てたので、よっぽどのことがない限り余裕でしょう。湯煙が立ち上る登別温泉の景色を後にして山を登って行きます。洞爺湖登別線に出たら、ひたすら真っ直ぐ北へ。人はもちろん、車も全然通らないので静かだ…。

それにしても今日は暑いなぁ。坂道歩いてるからっていうのもあるけど、間違いなく陽気な春の日差しだよ。そろそろウルトラライトダウンとおさらばする日も近いかも。目の前の山々を眺めながら軽快に歌を口ずさみつつ歩いてると、向かいからやって来た車が急に止まってビックリ。ドライバーのお兄さんに「大丈夫ですか?」って声かけられるっていう。この道を人が歩いてることなんてまずないだろうから心配してくれたのでしょうが、私は自分の意思でここを歩いているタダの変人です…!お気遣いいただき恐縮です!(笑)

そしてようやく橘湖の看板が見えてきました。クマが出やすいみたいなので明日行こうかどうか永遠に迷ってる…。湖水の透明度が高くて美しいと聞いて。まぁ、それはさて置き…本日の目的地、カルルス温泉に到着!概ね予定通りでした〜!


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宝泉観音様にご挨拶

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薬師神社でもご挨拶

予約した宿のチェックインまでまだ時間があるので、周辺の散策でもしてみましょうか。まずは宝泉観音様にご挨拶。病に倒れた川村初枝さんという方がカルルス温泉で湯治して再び健康を取り戻した際に個人で建立したものみたいです。随分と年季が入っており、右腕がもげておりました…。これもカルルス温泉で治らんかね?(笑)

そして温泉街入口近くにあった薬師神社にもご挨拶。まだ雪がガッツリ残ってて歩きづらい…。1899年に創建され、カルルス温泉開祖である日野久橘氏と開拓民が茨城県の大洗磯前神社から御分霊を頂いたのが始まりのようです。御祭神は大己貴命と少彦名命。社は意外と新しかったので、最近建て直したのかも。8月にはここでお祭りが行われるみたいですよ。


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登別川はやっぱりキレイだな

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野宿の碑

寿橋の上から登別川を眺めてたら川沿いにポツンと石碑を見つけたので、階段を降りて近くまで行ってみました。そいつは「野宿の碑」というなかなかインパクトのある名前。記念碑を造っちゃうような野宿ってどんな野宿だよとツッコミ入れてしまいそうになりますが、実はここでカルルス温泉の開祖者である日野久橘氏が温泉を発見した際に一夜を過ごしたんだそうです。そりゃ、伝説の地だわ!記念碑建てるわっ!(笑)


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開場25年紀(記)念碑

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カルルス温泉開湯100年記念碑

この辺を散歩してると野宿の碑以外にも至る所に記念碑が建っています。日野久橘氏らが幌別から14キロの道路を開削して旅館1棟と浴場1棟を建て、明治32年8月6日に名湯の里カルルス温泉を開湯。大正の始めには来泉客が5千人程度まで増加したんだそう。以来、1世紀以上もここの湯はたくさんの人々に愛され親しまれて来たんですなぁ…。登別温泉街と比べたら静まり返っていて心配になってしまいますが、廃れることなく続いてきたってことは本当に良いお湯なのでしょう。早く入りたい…!


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紅葉がキレイと噂の渓風園

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雪とシカの糞で足元がヤベェ(笑)

カルルス温泉開湯100年記念碑の横に渓風園と書かれた看板があったので寄ってみましたが、足元が雪とシカの糞でグチャグチャ…。ちょこっとだけ景色を楽しんで退却。秋に来ると紅葉がとてもキレイだそうで、温泉を楽しんだ後の散歩にはもってこいだろうなぁと思います。公園内には高浜虚子の句碑なども建っておりました。


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戻ったら野生のタヌキおった

渓風園の入口に戻ったら、なんと野生のタヌキ…アライグマかも?がいてビックリ!特にこっちを気にすることなく水分補給してましたわ。去っていった時のお尻がたまらんかった〜!てこてこした歩き方もキュンでした。

それではそろそろ本日のお宿、鈴木旅館へレッツゴー。カルルス温泉には目立った観光スポットがないので、温泉と食事をひたすら楽しむことに徹します。宿を楽しむなんて本当にどれくらいぶりだろうか…。宿泊はゲストハウスでシャワー浴びて寝るだけってのが常な私なので、今回はめちゃくちゃ贅沢ですよ。(笑)


14:40 鈴木旅館


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本日お世話になる鈴木旅館

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泊まる決め手はコレよ

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ヒィヒィ!(悦)

カルルス温泉には宿が数える程しかないので選択肢がそもそも少ないんですけど、もう最初から鈴木旅館一択でしたよね。なぜならニャンコがいっぱいいるから〜!玄関前から既に天国です。引き戸を開けてまたニヤニヤ。でも人慣れしていないのか、触らせてくれないタイプでした…チーン…。眺めてるだけでも良いんだっ!それだけで癒やしなんだいっ!くぅぅ…!(泣)


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ザ・旅館な玄関

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トイレと洗面台は共用です

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漫画や書籍も充実してます

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鈴木亀吉。

先に日野久橘氏らが旅館1棟と浴場1棟を建てて開業したと書きましたが、その旅館「寿館」がこの鈴木旅館の前身なんだそうです。入館した瞬間…うわぁ!これはスゴい!エモい!こんなにスリッパ並んでるの久々に見たし!

チェックインを済ませて部屋まで案内してもらったら、テーブルに見所などが書かれた館内マップが置いてあったのでまずは軽く散策してみました。振り子時計や木製冷蔵庫、ミシン台など当時の様子を想像できるレトロなアイテムが盛り沢山!ワンピースが最新巻までそろった漫画コーナーがあったり、平成2年生まれのミドリガメ「鈴木亀吉」にも会えました。売店や登別市観光案内タブレットなども冷やかして、ようやく部屋でまったりモードに突入。旅館でこんなにウキウキ歩き回ることある?(笑)


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東館一人部屋に泊まります

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お着き菓子大好きっ!

お部屋ですが、今回は東館一人部屋を朝夕の食事付きで予約。トイレ、風呂、洗面台は共用なので付いていませんが、古い宿で定番の設備は整っていました。タバコは好きじゃないですが、ヤニ臭さすらエモく感じる魔法にかかっていたので問題ナシ。予約時に喫煙か禁煙か選べないプランだったから仕方がないしね。カメムシ用のガムテープが置いてあったのにはちょっと笑ったな。早速、布団に潜り込んでた1匹撃退。(笑)

そしてお着き菓子の嬉しいこと。お茶と共に美味しくいただきました。いつもリゾバで提供する側ばっかりだから、こうやって自分がおもてなしされるのなんか変な感じがする〜!職業病みたいなもので、ついつい部屋のチェックしてしまうよ…いかんいかん、純粋に滞在を楽しまねば。せっかくだから浴衣に着替えて、待望の温泉に浸かりに行こうっと!


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カルルス温泉を堪能

夕食前に一風呂浴びに来たら、日帰り入浴で来てたオバちゃんが1人いただけでほぼ貸し切り状態。うわ〜い!湯温の違う3種類の湯船と滝湯があるだけのシンプルでこぢんまりとした大浴場でしたが、めちゃくちゃ温まる〜!熱いのが大好きなので、ずっと源泉100%の高温湯に入ってました。ビバノン。ちなみに風呂椅子と桶がケロヨンだった。(笑)

カルルス温泉の泉質はラジウムを含む芒硝性単純温泉。無色透明で硫黄の臭いも全然しません。かつてはアイヌの人々も療養の湯として利用していたと伝えられています。このカルルスという名前はチェコの有名なカルルスバード温泉と似た泉質であったことから名付けられたそうで、アイヌとは関係ないそうですよ。北海道でカタカナが出てくるとアイヌ語と思いがち。


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食事は1階のレストランで

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夕食は旬を楽しむ手作り和食膳

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お鍋も美味しかった〜!!

部屋に戻って布団でぬくぬくウトウトしてたら内線かかってきて、夕飯の準備ができてますとのこと。お待ちかねのご飯だ〜!ウキウキでレストランに行ったら、豪華なお膳が用意されてて感動。外国人スタッフが流暢な日本語で対応してくれました。いつも燃料に火を点ける側なのに、今日は点けられる側だよ…う、嬉しい…!(涙)

旬の食材を使った和食料理が5品ということでもう充分大満足ですよ…!白飯はお櫃から自分で装うんですが、美味し過ぎてお茶碗3杯分全部平げましたからね。思春期の男子かよ!最近、本当に食欲がバグっててやめられない止まらない状態で困ってます。これ絶対更年期が原因だよね?太りたいけど、太り過ぎたくはない。

モリモリご飯食べたら再び温泉へ。はぁ、本当に幸せだ〜!癒されるぅ〜!ぐうたらして心地良く夢の中へ。温泉旅館最高過ぎる…おやすみなさい…。



● 2024年4月9日 ●

05:00 鈴木旅館

09:50 【徒歩】
11:20 



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朝食も本当に大満足〜!

朝風呂に入りたくて5時に起きるご機嫌な女、ハルカです!連休2日目、おはようございます!いやぁ、朝から源泉掛け流しは気持ち良過ぎた…!朝食は7時にお願いしていたので、時間通りにレストランへ。これまた豪華よのぉ…!昨夜あれだけ食べたのに、またお櫃のご飯全部食べちゃった自分に驚愕…私の胃袋どうしてしまったんだ…。(笑)


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朝ニャンコ。

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シャーされたけどカワイイ

食後のデザートに朝ニャンコしに行ったんですが、皆さんに塩対応されて悲しい…。白黒のハチワレちゃんにはシャーされてしまう始末。はぁ、モフれないって思ってた以上に辛い…。(泣)

そして玄関から外を見たら雨降っててショック!今日は腹を括って橘湖に行こうと決めたのに…あぁ、これは無理だなぁ…。てか、歩いて帰るの億劫だな…バス使おうかな…。10時に来るっぽいから、それに合わせてチェックアウトしよう。そうしよう。それまで部屋でゴロゴロ継続です。


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雨だけど歩くと決めた

…ってことでタイムリミット。素敵な時間をありがとう、鈴木旅館!本当に最高でした!バス停に向かって歩き始めたものの、意外と雨風強くなくてバス使わなくても大丈夫かもと血迷い始めるアタイ…。これ逃したら次の便は3時間後。それでも歩くことを選んだ私はバカなんだと思います。交通費浮かせ隊に入隊してるんでね。(笑)

今日も通りすがりの車に声かけられないかなと逆ヒッチハイクをワンチャン期待しつつ登別温泉まで歩きます。そしたらなんと韓国人が運転するレンタカーが止まって「登別温泉はどっちですか?」って声をかけてきたんですよ!これはマジでワンチャンあるかもと思って「あっちです!私も登別温泉まで行くんですよ〜!」と同乗フラグを立てて教えてあげたんですが「ありがとうございます!」と言って颯爽と走り去って行きました…おぉう…。世の中、そんなに甘くないか。(笑)

なんだかんだで行きより帰りの方が早かったな。1時間半で寮に到着しちゃいました。午後には雨も止んだので散歩にでも出かけようかなと思いましたが、結局部屋で1日過ごして終わったよ…。明日は室蘭観光に行く予定なので、その調べ物とかしてたらあっという間でした。明日も楽しむぞーい。