【台湾】台北に行こう!
朝から晩まで遊びタイワン!女3人旅フリープラン【7日間】
2024/2/19-25

06:45 Windsor's Breeze

08:45 【徒歩】
08:55 【バス】代天府→瑞芳駅
09:25 【タクシー】



Let'sgoTaipei44.jpg
おはよう!世界!

Let'sgoTaipei45.jpg
朝食のサンドイッチを届けてくれました

1階にいるmieさんとayaさんがモソモソと起き出す気配がしたので目を覚ますと、窓からすんばらしい朝の九份の景色が!清々しさMAXだよっ!最高だよっっ!てか、時計を見たらまだ7時にもなってないんですけど…みんな元気過ぎるて…。正直、私はまだ眠い。(笑)

そして8時半頃、スタッフの方が朝食を届けてくれましたよ〜!サンドウィッチとちょっとしたサラダにフルーツ。ブリパックのドリンクも付いてました。みんなで2階の窓からの景色を楽しみながら美味しくいただきました。いやぁ、素敵な朝だわ〜!


Let'sgoTaipei46.jpg
瑞芳駅前のコンビニで買った戦利品

Let'sgoTaipei47.jpg
急遽タクシー移動します

9時前にチェックアウトしてバスで瑞芳駅へ。今日は九份からほど近い黄金瀑布、十三層遺址、陰陽海を見に行きたいと思います。瑞芳駅の隣にある手荷物預かり所にスーツケースを預け、すぐ目の前のバス停で乗車するバスを確認すると…どうやらタッチの差で行ってしまったようです。5分くらい遅れて来てくれたら間に合ったのに。こういう時に限って定刻に来るんだよなぁ。(笑)

黄金瀑布方面へのバスは本数が少ないので急遽タクシーを利用することにして、とりあえず近くのファミマで軽く食料調達。瑞芳駅前にはタクシーがいっぱい待機しているのですぐ捕まります。乗り場に行ったら年配の運転手さんに話しかけられ、黄金瀑布に行きたい旨を伝えると周辺の各観光スポットまでの料金が載った案内表を見せてくれました。相場が分からなので割高かもしれないけど明瞭会計でありがたい。ちなみに320元でした。


09:40 黄金瀑布

09:55 【徒歩】
10:25 十三層遺址
10:35 【徒歩】



Let'sgoTaipei48.jpg
おぉ!これが黄金瀑布かっ!

Let'sgoTaipei49.jpg
ダイナミックでパワーもらえるっ!

Let'sgoTaipei50.jpg
向かい側には悠々たる基隆山

寡黙な運転手さんのタクシーに乗って15分くらいで黄金瀑布に到着。降りる時に「次の目的地はどこですか。ここはバスの本数が少ないです。」と翻訳アプリの画面を見せて営業かけてきたんですが、ここは丁寧にお断り。台湾のタクシーはあっさり引き下がってしつこくないから好きだ。(笑)

そして目の前にはド迫力の黄金瀑布!!おぉ、これはなかなか…!!この黄金瀑布、どうして黄金と呼ばれてるのかと言いますと…ここ金瓜石一帯はかつて鉱山だった地域で、今でもその鉱脈から黄鉄鉱と硫砒銅鉱の成分が流れ出しております。そこに染み込む雨水によって酸化還元反応と鉄バクテリアの触媒作用が起き、滝の水の色や岩壁が黄色っぽくなるのだそうです。ちなみに滝の水は強酸性でpH3だそうですよ。まぁ、黄金と言うより、ぶっちゃけドブ色ですけどね。ゴールドラッシュ時代があったことを考えると、何でも金色に見えちゃうのは分からんでもない。(笑)

道路を挟んだ向かい側には基隆山東峰が大きく見えて、これもなかなかの迫力でした。今日もまさかの快晴!やっぱり青空と自然って見てるだけで元気が出てくる〜!!


Let'sgoTaipei51.jpg
長い階段を登って絶景ポイントへ

そして次に向かうのは天空の城ラピュタの世界観が味わえるスポットとしても有名な十三層遺址。黄金瀑布から徒歩15分くらいで遺跡には辿り着けるのですが、近過ぎてただの廃墟って感じで中にも入れないしあまり感動はありません。私たちが求めてたのはこれじゃないんだ…。やっぱり全景が見たいと言うことであれこれ調べて、そこから更に歩いたところにある長仁亭という展望台を目指しました。これがまた上り坂と階段の連続でヒィヒィでした。mieさんの顔が死にかけとる。(笑)

長仁社区のバス停を通り過ぎると白いワンコが待ち構える「瑞芳區長仁社區活動中心」と書かれた場所が見えてくるので、その奥へ進むと写真のような場所があります。ここの階段を上がって行くと長仁亭に到着です。今日も汗だく。マジで暑いってば。


Let'sgoTaipei52.jpg
ラピュタの世界観が楽しめる十三層遺址

長仁亭からの眺めは本当に素晴らしかったです!遺跡と基隆山の存在感たるや…でもネットで画像検索すると出てくる幻想的な十三層遺址を撮るには腕と技術が必要なことだけは分かりました。私にはラピュタ感が出せない。(泣)

まるでお城のように見える十三層遺址ですが、実は日本統治時代の1933年に日本人によって建てられた製錬所です。現在ではほとんどが倒壊して最上部の建物のみ原型を留めています。夜景も美しいみたいなので、機会がある方は是非行ってみてください。気付けばこの2日間でジブリの聖地巡りしにきた人たちみたいになってるな。(笑)


Let'sgoTaipei53.jpg
雰囲気のある遊歩道再び

それでは来た道を戻りますか…と思ったのですが、このまま海側へ抜けられそうなルートがあったので行ってみることに。すぐそういう余計な冒険したがるよね、私たち。GPSが正確じゃないことが度々あって、あっちでもないこっちでもないと迷いながら、それこそラピュタの世界観満載の雰囲気ある遊歩道を進んで山を下るのでした。おおよそ女子旅と聞いて想像するような道ではなかったです。(笑)


10:55 陰陽海

11:30 【バス】水湳洞→瑞芳駅(国民広場)


Let'sgoTaipei54.jpg
2色に分かれる不思議な陰陽海

森を抜けてようやくアスファルトの道に出てホッとする我ら。威遠廟というお堂を通って更に下って行くと目の前に広がる陰陽海…!ちょうど絶景ポイントがあったので撮影タイム。最近まで軽井沢の雪景色の中にいたので、なんかキラキラ眩しく輝いて見えました。本当に良き眺め!やっぱり定期的に青い海は見なきゃだなっ!

陰陽海は近辺の地質に含まれる黄鉄鉱によって生まれる黄色と本来の海の青色の2色が入り混じる不思議な海です。黄金瀑布と同じ化学反応を起こして変色してるってことですな。相変わらずドブ色ではありますが、こちらはその色の差を陰と陽で表現しているので納得できます。(笑)

後で知ったんですが、今ではアニメのスラムダンクに登場する例のシーンに似てるってことで「小鐮倉」とも呼ばれているそうです。台湾には日本がいっぱいだなぁ〜!(笑)


Let'sgoTaipei55.jpg
水湳洞停車場から眺める十三層遺址

Let'sgoTaipei56.jpg
近くで見たキラキラの陰陽海

水湳洞停車場から煽りの構図で眺める十三層遺址も美しいということで、行ってみたのですが…う〜ん、やっぱり長仁亭からの方が好きかなぁ…。更に雲が出てきてしまったんですよねぇ。逆光で写真撮るのも難しくて、しょぼい写真ばっかで魅力が伝えきれず申し訳ない。(汗)

ただ海側はずっと青空で。近くで見た陰陽海が私には初めてキラキラの金色と青色のグラデーションに見えたんですよね!ゴールドラッシュの魔法にかかったのかな!?それをayaさんに言ったら同じ構図で写真撮ってて、悲しげな表情で「どう見てもドブ色だよ…!」と画面を見せられました。いや、うん、確かに君の写真はドブ色だわ。ゲラゲラ!!


Let'sgoTaipei57.jpg
マイクロバスみたいな小さいの来た(笑)

本当はこの後に西側の絶景スポットにも行ってみようかなと思っていたのですが…ちょうど瑞芳駅方面へのバスが来る時間だったので、予定より早めに瑞芳駅に戻ることにしました。本数少ないしね。

やって来たバスがいつもよりかなり小さくてビックリ。社員送迎のマイクロバスかと思ったわ。乗り込んで後方の席に座ろうとしたら急に運転手さんが「どこまで行くんだ!?」って強めの口調で聞いてきて、すぐに瑞芳駅って英語も中国語も出てこないからガイドブック出そうとモタモタしてたら「シットダウン!」って言われて前方の席に強制シットダウン。結局、返答聞く前に荒い運転で出発して、私が辿々しい中国語で瑞芳駅って言ったら納得したような顔してた。(笑)

更には瑞芳駅に着く前から「ICカードタッチしろ!」って乗客たちに促してて、みんな立ち上がって順番に精算だけ済ませるっていう。んで、瑞芳駅で下ろしてもらえるのかと思ったら1つ前の瑞芳駅(国民広場)で降ろされて「この先は乗り換えろ!」って…なんだか忙しないバスだな、おい。「瑞芳駅」と「瑞芳駅(国民広場)」のバス停は近いので、別にどっちで降りても大差ないから別に良いんだけどさ。(笑)

日本だとバスの扉が開いてからICカードをタッチして降りていくのが普通の光景なんだけど、台湾だと降車ボタン押した辺りからもうタッチし始めるんですよね。意外とせっかちな国民性なんだろうかと、改めて軽いカルチャーショックを受けるのでした。