【リゾバ】箱根で働こう!
紅葉から芸術まで秋を楽しんじゃおうプラン【約2ヶ月半】
2023/9/25-12/11

● 2023年10月28日 ●

07:30 

08:30 【徒歩】
09:10 飛龍の滝
09:20 【徒歩】



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湯坂路に入っていきます

6連勤で全く外出していなかったワタクシ。今日はキレイな空気と自然をめっぽう求めております。どこに行こうかなぁと調べていたら、割と近場に飛龍の滝という名所を発見。これはちょうど良いかもってことで早速行ってみることにしました。寮を出た瞬間の開放感…外の空気うめぇーっ!!青空と少し冷たい風が清々しい!!

今回は国道1号線の脇から湯坂路に入り、飛龍の滝自然探勝歩道を歩いて畑宿へ抜けるルートの途中で飛龍の滝を楽しみます。1週間経つとさすがに紅葉もちょっと進んでますなぁ。でもピークはやっぱり11月中旬頃なのかなぁ〜。


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木漏れ日に癒される…!

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足元は小石が多いので注意

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段々と石畳みに変わっていきます

飛龍の滝自然探勝歩道は思わず深呼吸したくなるようなハイキングコースでした。片道1時間もかからないので、普段歩かない初心者でも大丈夫かと思います。ただ場所によっては小石が多く、足場の悪い岩場やぬかるみもあったりするので注意が必要です。特に滝周辺は気を付けてください。「落石注意」の看板もたくさんありました。

小涌谷方面から来るとほぼ下りなので、体力的にはあまり消耗はしませんでした。畑宿からだとちょっと疲れるかもなぁというのが歩いた感想かな。私には物足りないくらいのお散歩コース。(笑)


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飛龍の滝に到着したけど見づらい

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アップで撮って見たけどイマイチ

30分もしない内に水の音が聞こえてきて、しばらく進むと早くも飛龍の滝に到着〜!んん?なんかネットで見た写真とだいぶ違う気がするぞ…?この滝は上段約15m、下段約25mの2段に分かれて流れ落ちる、神奈川県内でも最大級の規模を誇る大きな滝。鎌倉時代には箱根権現信仰の行者が鎌倉街道を進む途中、この滝に打たれて身を清めたと伝えられています。

最近、雨が降っていなかったので水量が少ないのは許容範囲として…なんか木が生い茂ってて滝自体があんまり見えぬ…。橋の上から眺めるだけだとあまり迫力を感じられません。あ、そうか…もしかして、このロープを伝って濡れた崖のような岩肌を登って行かねばならんのか?こりゃ、私の装備では無理だわ…。恐らく滑落して大怪我するのがオチだ…ってことで、今回は遠くから眺めるだけに終わりました。たぶん近付けばもっとスゴさを感じられたんだろうな。く、悔しい…。


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飛龍の滝の下流の様子

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ふぅ、やっと畑宿へ抜けられる

トボトボと下流の方へ下って、そのまま畑宿へ抜けます。あー、見たかった滝がちゃんと見れなかったショックはデカいなぁ…。しっかり下調べせずに思い立って来るからこうなるんだよ、自分。でもまぁ、気分転換にはなったから良しとしようではないか。はぁ、飛龍の滝見たかった…。まだ言ってる。(笑)


09:50 畑宿寄木会館

10:00 金指勝悦記念館
10:10 【徒歩】



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せっかくなので畑宿寄木会館へ

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寄木細工って匠の技よね

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箱根駅伝のトロフィーも展示されてました

さてさて、そうこうしている内に畑宿に抜けました。畑宿は江戸時代には小田原宿と箱根宿の山越えの休憩地点であった集落です。200年前に生まれた日本の伝統工芸のひとつ、箱根寄木細工の発祥の地でもあります。ちょこっと歩いただけでも、数軒の寄木細工関連施設が目に入ってきました。

たまたま畑宿寄木会館の看板を見かけ、入館無料だったので入ってみると…広々した施設内には多種多様な寄木細工の展示、販売がされておりました。箱根駅伝のトロフィーなんかも置いてあったのでマジマジと鑑賞してしまったよ。ホント、匠の技。箱根を去る前に何か1つ記念に買って帰ろうかなぁ。寄木細工のコースター作りが体験できるコーナーもあったので、興味のある方は是非。


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近くにあった金指勝悦記念館

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こちらにも貴重な寄木細工

畑宿寄木会館の近くに金指勝悦記念館という小さな展示施設もありました。こちらは2022年の7月に亡くなられた金指勝悦氏の寄木作品の数々、そして製作に使用されていた小道具などの展示がされていましたよ。今は箱根寄木細工の伝統工芸士ってどれくらいいるんだろう?この技術が廃れないことを祈るばかりです。


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箱根旧街道(旧東海道)を歩いてみよう

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これが噂の旧東海道西海子坂

この後は箱根旧街道を西へ1時間歩いて歴史ある甘酒茶屋へ行くか、東へ1時間半歩いて箱根湯本まで行くか…くぅ〜、迷ううぅぅ〜!!10分くらい立ち往生して悩んだ結果、甘酒茶屋へ向かうことにしました。まぁ、箱根湯本へはいつでも行けるしね。てか、ネットで見たお餅の写真が美味しそうだったんだもの!(笑)

長旅になりそうなので畑宿バス停の脇にある公衆トイレに寄ってから、箱根旧街道一里塚と箱根路東海道の碑のある入口を進みます。箱根旧街道…いわゆる元祖国道1号線な訳ですが、ちょっと江戸時代の旅人になれた気がして楽しいかも〜!東海道一の急坂と恐れられた見事な石畳みの西海子坂を歩いて先へ先へ。傾斜がキツいし、つまづきやすいので注意ですぞ。


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でたよ!箱根七曲り!(泣)

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旧東海道組はショートカットあり

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難所と言われた樫木坂へ

そして現れた箱根七曲りの標識…!上り勾配10.1%だと…!?ここって箱根駅伝のコースになってましたっけ??あ、頭文字Dに出てきたのは覚えてる!!とにかく上りのグネグネが続きます。車やバイク、自転車などはここを通るのですが、旧箱根街道は階段でショートカット…とはいえ、傾斜は変わらないので楽できる訳ではありません。息が上がって死にそう…この時期でも歩いてると汗が止まらない…!西海子坂の次は樫木坂…ここもキツかった…ヒィヒィ……ヒィぃぃ…。


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甘酒茶屋まで1.3km

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あとちょっとだ!頑張れ!

樫木坂を上り切ると分岐点に到着。甘酒茶屋まで1.3kmと書かれた標識がある橋を渡って進みます。しばらく国道1号線と並走した道を歩いていくと猿滑坂の石碑と看板が現れます。どうやら名前の由来はあまりの急斜面に猿すら滑って登れないほどの難所だったことからみたいです。確かに足元は石畳みで滑りやすくはあったけど、キツさで言えばまだマシだったかなぁ〜。


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追込坂というドMな名前の坂

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箱根旧街道休憩所兼資料館なんかも

そして次に現れたのは追込坂。ここから更に己を追い込むとかドMの極みでしょ…!看板にはツッコミと読むのかもみたいなことが書かれてましたが、疲れたのでこの坂は上らずに普通に目の前の国道を歩きましたよね。(笑)

そこからちょっと行くと箱根旧街道休憩所・資料館があります。無料の休憩所で、奥にはちょっとだけ旧街道の資料展示がありました。以前はちゃんとした有料の資料館だったみたいですが、現在はその一部を引き継いで無料で公開しているようでした。隣には公衆トイレもあります。


11:10 箱根 甘酒茶屋

11:30 【徒歩】


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やっと甘酒茶屋に到着〜!

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江戸時代にタイムスリップした気分

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甘酒と力餅(いそべ)をいただく

そしてやっと甘酒茶屋に到着〜!!工事をしていたので外観の写真は撮らなかったんですが、江戸初期創業の萱ぶき屋根の建物はかつての風情も楽しめます。店内は薄暗く、囲炉裏もあって落ち着いた雰囲気。辺ぴな場所にあるのに観光客が絶えなかったです。

現在の店主さんは13代目だそうで、江戸時代から変わらない地場産のうるち米と米麹のみで仕込んだ無添加の甘酒が名物。そして毎朝きねでついたお餅を炭火で焼き上げた力餅も人気です。他には味噌おでんやところ天、手作りのドリンク類なんかも扱ってました。あ〜ん、どれも美味しそう〜!結局、今回は甘酒と力餅(いそべ)をいただくことにしました。本当はうぐいすと黒ごまの力餅も食べたかった…1皿500円するから我慢よ…!

あぁ、ここの甘酒…超ウマい…。金時山の山頂で飲んだのも確か同じ製法だったと思うのですが、酒粕と砂糖を使っていない自然な甘み。疲れた身体に沁みるぜ…。箱根の甘酒ってどこで飲んでも美味しいんじゃなかろうか。お餅もふっくらしてて美味しかった〜!


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再び旧箱根街道を通って元箱根に抜けます

さて。それでは再び旧箱根街道を西へ進んで元箱根に抜けまっせ〜!ここからは石畳みの道が長く続きます。結構、傾斜もキツいので自分のペースでゆっくり歩きましょう。今回は寄りませんでしたが途中に展望広場があって、そこからお玉ヶ池に降りる道があるみたいです。お玉さんは関所破りに失敗して打首獄門になった女性で、処刑後にこの池で彼女の首を洗ったと伝えられています。箱根関所でも何度も目にしたお玉さん…本当だったら悲惨だな…。

そして最後に現れる権現坂。これまでの坂の中で一番急勾配でした。下りだったからまだ良かったものの、逆から来たらかなり体力消耗すると思います。苔が生えてて滑りやすいので注意。昔の人たちはこの坂から芦ノ湖を眺めて箱根に着いたと安堵したのでしょうが、今現在は草木が生い茂っていて見ることはできませんでした。


12:30 玉村豊男ライフアートミュージアム

12:45 【徒歩】
13:45 



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玉村豊男ライフアートミュージアムへ

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展示室はショップ奥のスペース

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植物や果物の水彩画がメインでした

ふぅ〜、やれやれ。やっと元箱根に到着です。こっちに抜けて来たは良いものの、周辺はほぼ散策してしまったので特にやることがありません…。飲食店を除いて寄っていない場所と言えば、玉村豊男ライフアートミュージアムくらいかなぁ…ってことで、せっかくだから寄っていきますかな。

芦ノ湖テラスという施設内にイタリアンレストランとこの美術館が入っています。ショップの奥にある無料の小さな美術館…というか展示室なので気軽に鑑賞できました。レストランの方はいつも混んでいて、その待ち時間に楽しんでいる人が多かったです。失礼ながら玉村豊男さんのことを知らなかったんですけど、エッセイスト、画家、農園主、ワイナリーオーナーと色んな肩書きを持ってる方のようで。展示されていたのは主に植物の水彩画です。ライフアートというのは造語で、生命あるモノや生きる人々の暮らしをテーマに描かれているそうですよ。とても繊細で優しい印象のアートでした。

それではちょっと早いですが、いつもの道で寮まで戻りますかな。今日もよく歩いたなぁと思ったけど…2万歩か…。ちょっと物足りない感。(笑)



● 2023年10月29-31日 ●

ずっとお世話になってる派遣会社に在籍して紹介派遣の直接雇用を挟まずに2年目に突入したのがおそらく今回が初めてで。長く在籍しているとWEB研修カリキュラムに招待されるようです。任意ですが、派遣会社から指定されたサービス研修と英語研修を受けて1ヶ月以内にレポートを提出すれば賃金も発生するとのことで隙間時間に受講しております。他にも興味があるジャンルの動画が見放題なので、せっかくだから色々見てみようかな。

私、学習系の動画って結構好きなんですよね〜。YouTubeとかでも歴史とか英語とかのチャンネルがあるとついつい見ちゃう。最近は投資関連を見る機会が増えてきたかな。勉強した気になってるだけで、身になってるかどうかは分かりませんが。(笑)