次男がいつもより一時間早く寝ついた昨夜、夫と「今よりさらに健康になるにはどうすればいいか、お互いにアドバイスし合おう」という話になりました。

40代の健康会議です。

そこで、一旦目を閉じて、ここ最近の夫の雰囲気や、夫に対して感じている感覚を思い出して私から言葉にしました。

「◯◯(夫の名前)は、やっぱり◯◯(長男の名前)が亡くなった悲しみを瞬間冷凍させて、ずっと見ないようにしてるよね。本やスマホに没頭して、自分の内側から意識を逸らしてる。そうやって意識をぶつ切りにしてる人を隣で見てると、不自然だし、何となく安心できない感じ。だからもっと健康になるには、自分の内側のブラックボックスを無くして、全部見渡せるようになるのが一番だと思う。今ならできると思うよ。」

長男が亡くなってからずっと感じていた事を、初めて言葉にしたのですが、夫は大いに頷いてくれました。

次に、夫は私に対してこんなアドバイスをくれました。

「◯◯(私の名前)は、子どもを産んでからものすごく変わったよね。あのまま仕事を続けてても、結局は行き詰まってたと思う。生い立ちから「自分には何も無い」って苦しんだままだったから。でも、今の◯◯には可能性を感じる。例えて言うと、0が1になった感じ。1は積み重ねていけば、100にも1000にもなる。だから、人生全体で見たらものすごく健康になってる。今は、それを自覚したらいいんじゃない?」

……

最初は、食事や運動といった具体的な内容を想定して話し始めたのですが、いざ真剣に考えてみると、こういった抽象的な話に終始しました。

40代こそ、こういう人生のまとまり感、自分のまとまり感みたいな感覚が整っていることが、健康の基礎の基礎なのかもなぁ…と昨日の話し合いを振り返っています。