私と同い年で、同じく第一子を病気で亡くされ、仕事を辞めて専業主婦になり、その後第二子を授かった天使ママ仲間がいます。

子どもを亡くした親同士の葛藤 | 40代の妊活を丁寧に語りたい (ameblo.jp)

彼女のご自宅に、初めて遊びに行ってきました。

新築を買い直して先日引っ越しされたので、新しくて綺麗なお家でした。そこにご夫婦と、2歳半になる息子さん、ペットの室内犬がいて、リビングには子どものおもちゃが盛りだくさん。一見すれば、幸せを絵に描いたような(良い意味で)普通のご家庭ですが、ただ一つ、上のお子さんの遺影やお花を飾ったメモリアルコーナーだけが、普通の家庭とは違っていました。

夫と向こうの旦那さんは、ビールを飲みながら仕事や子ども時代の話を。私と彼女は、子どもの様子を見ながら天使ママ話をしていました。

中でも、同じ感覚でホッとしたのが、

「普段の場では亡くなった一人目の話をしにくくて、子どもを亡くした親が集まるピアサポートの場では、産まれた二人目の話はしにくい」

「一人目を亡くして、まだ二人目を妊娠していない時は、下の子を亡くした親御さんを『上の子がいるからいいじゃない』と羨ましく思っていた。でも、こうして二人産んでみると(上と下で)全然違うと分かる。同じ経験をしてみないと、その立場のことは分からない」


…というもの。

そんな話を気兼ねなくできるのは彼女だけなので、自然体で話すことができて有り難かったです。

また、お互いが(一見3人家族に見えても実は)4人家族だと分かっていて、手土産や贈り物を4人分用意し合えるのもそのファミリーだけです。

 

私も夫も、長男を亡くした後、従来の友人とは自然と心理的な距離ができて孤独感を感じていますが、こうして同じ境遇の仲間がいることに支えられて、何とかやれています。