様々なサイトや書籍の妊活アドバイスでは、かなりの高確率で、理想の生活4箇条が掲げられています。

・バランスの取れた食事
・適度な運動
・質の良い睡眠
・ストレスを溜めない


これらの文言を見るたびに、「あー、到底守れないそれね…」と思っています(笑)

私の場合、

・バランスの取れた食事
→ 生い立ちの事情から、糖質過多を脱する目処が立たない(下記の記事参照)

妊娠するための食事改善はハードルが高い | 40代の妊活を丁寧に語りたい (ameblo.jp)

・適度な運動
→ 次男の子育てで、一人で運動する時間も精神的余裕もまだ無い

・質の良い睡眠
→ 次男の子育てで、かなりの断眠&寝不足にならざるを得ない

・ストレスを溜めない
到底守れない理想だけを言われる事が、既にストレス。。

…という状況です。

個人的には、こういったアドバイスよりも先に、現時点での頑張りを認めて欲しいなぁと思います。

「生い立ちがそれなら、食生活が偏ってても仕方ないよ。むしろ、その程度で済んでる可能性もあるよ」
「子育てしながらだと、運動や睡眠は難しくて当たり前だよ」
「今の時点でも、十分頑張ってるよ。ストレスが溜まって当たり前」   ……


そうやって、(理想にはまだまだ遠くても)現状が肯定されれば、気持ちが楽になります。


楽になると、心が休まります。


休まると、心にスペースができます。

スペースができると、そこにアドバイスを受け取る隙間ができるので、しっかりと受け取ることができます。

逆に、それらがなければ、アドバイスが心に入る余地がありません。それどころか、「自分はあれも出来てない、これも不十分…」と自責的になって、ストレスを感じて終了です。

「あー、到底守れないそれね…」は、まさにそのストレスを感じている証です(苦笑)

イソップ寓話「北風と太陽」のように、旅人の行動に実際に変化を起こせる、太陽的な妊活サポーターがいないかなぁ、と空想しています。