昨日、久しぶりに不妊治療クリニックに行った時に、診察前の予診で、看護師さんと一対一で話しました。
その看護師さんは、昨年はいなかった初めて会う方で、40代半ば〜後半くらい。女優のキムラ緑子さんと松
昨年までの私の電子カルテを見ながら、情報の確認でいろいろと質問を受けたのですが、長男を亡くした経緯を改めて伝えると、
「それは大変だったねー…」
「あなた、本当によく頑張ったわね…」
「(次男の)妊娠中、気が気じゃなかったでしょう?」
…など、親身に共感してくれました。
文字にするとありふれた言葉になりますが、その時の話し方や表情、雰囲気から、私の事情をきちんと理解して共感してくれているのが伝わって、内心じーんとなっていました。
最後は、
「(今回の妊活を)私、すごく応援してるから!」
…と、ハグをしようとして、立場上そこまではできないと思われたのか、思いとどまった様子でした。
長男を亡くしてから、これまで多くの方(病院・クリニックの看護師さん、保健所や役所の方など)と話をしてきましたが、ささいな一言で傷ついたり、誤解されていると感じたりしてきたので、長男のことをあまり語らなくなっていました。
ですが、この看護師さんは、短いやり取りだけの一瞬で、(一部かもしれませんが)私のことをきちんと理解してくれたことに驚き、感動しました。
「あっ、この人はきちんと理解してくれてるな」と私自身が感じられるなんて、滅多にないことでした。
そんなやり取りもあって、昨日はクリニックを受診して良かったです。
ほんわか温かい気持ちで、一日を過ごすことができました。