少し長めの記事になりますが、多嚢胞気味に直接良い影響を与える薬として、
この記事で、「一つの治療薬に行き当たった」
本来は糖尿病の薬で、
*インスリン抵抗性:血糖を下げるためにインスリンが分泌されても
そして、私たち夫婦がプロジェクトXばりに試行錯誤した末に立て
【仮説1】私はインスリン抵抗性が高め
【仮説2】インスリン抵抗性が高いと、卵子の質の低下を招き、
…の二つでした。一つずつ、もう少し話させてください。
【仮説1】私はインスリン抵抗性が高め
家族の話になりますが、私の父親は糖尿病で、
でも、インスリン抵抗性のキーワードに行き当たったことで、
【仮説2】インスリン抵抗性が高いと、卵子の質の低下を招き、
図示すると、このような機序だろうと理解しています。
*独学で調べた一個人の理解なので、間違っている部分があるかもしれません。
文章にすると、
・家族歴のある私は、インスリン抵抗性が遺伝的に高い。
・普通の人と同じだけ血糖を下げるのに、インスリンが過剰分泌される(私はパンやスイーツが好きで、急激に血糖値が上がる食生活なので、余計過剰分泌に)。
・そうすると、バランスを取ろうとして血糖を上げる副腎皮質ホルモンが分泌される。それに伴って副腎アンドロゲン(男性ホルモン)も分泌され、結果的に全身のアンドロゲンが増えるので、卵巣内のアンドロゲンも増える。
・一方で、PCOSや多嚢胞気味の人は、LH(黄体形成ホルモン)の分泌がもともと多い。←なぜ多いか機序は分かりませんが、インスリン抵抗性が背景にあるという説があります。
・LHには卵巣のアンドロゲン産生亢進作用があるので、結果的に卵巣内のアンドロゲンが増える。
・ダブルで増えた卵巣内のアンドロゲンの影響で、卵胞が育つのに時間がかかって排卵遅延になるのと、
・クロミッドなどの排卵誘発剤は排卵遅延には効果あるけど、
…だと、現時点では理解しています。
現在メトホルミンは、アンチエイジングやダイエット目的でネット購入できるくらいなので、それだけ安全性の高い薬なのかなと思っています。
ちなみに私の場合、5周期連続流産して、次の周期に入ってから(生理が始
(つづく)