人間の身体は、ご存知のように
右側に入っている臓器の方が断然 重い
(ある事情により逆の方もいますが…)

ですから、
何も考えなくとも右に重心が偏ります

でもそれでは、
身体のバランスが保てず倒れ(転んで)てしまいます

そうならないために
左足が軸足となり、左右に大きく動けば
踏ん張る事が可能となり
倒れ(転ぶ)ことはありません

踏ん張りが利かなければ、怪我をしますし
それ以上に、歩く事さえままならない

右足は、基本 推進力として前後に動き
前重心になると、積極的になり右肩が上がります

左足が、後ろ重心になると、
冷えが強くなり食欲旺盛となり、右腰が下がります
食欲旺盛になることで、胃腸が休まらず体を冷やし
自律神経の働きが悪くなります

また
左足が前重心になると、
頭に血が上り興奮状態となりイラつきます

体癖でいうと、
消化器・左右型の3種と4種の方は、
左右のどちらかに重心が偏りがちになります

ですので当然
身体の左右の厚みも違いが出ます
眠る時は、疲れている側を下にして横向きに寝ます
風邪などを引く前は、普段とは逆側を下にして寝ます

足を組む方は、疲れている側を上にして組みます
因みに、
大脳・上下型の人は、
頭が疲れやすいため、机の上などに足を投げ出して
座ると頭が休まります

3種の方は、交感神経に過敏反応が出やすく
4種の方は、副交感神経に過敏反応が出やすくなります

もう5月に入ってしまいましたが、
4月と10月は特に、
季節の変動が激しいため
右の骨盤(右腰)と右肩が下がるため
左右を観察(肩甲骨と臀部辺り)した際
右が、どちらも高く
左が、どちらも低い場合は、
左右の重心替え操法を骨盤左締めと合わせて
プラス操法をされる良いですね

・左右の重心替え操法
=聞き慣れない言葉ですが、
これができない整体師は整体師ではないと…、
二宮先生が仰っていました
整体師を名乗るならば、出来て当然だと…

この場合、
右側が、緊張異常で盛り上がり
左側が、弛緩異常で左右のバランスが崩れているため
お尻がぺしゃんこで張りがなく(美尻でない)、
外へ流れているため
左が開いて、右が下がっています
↑↑↑
これは、非常に身体にとっては宜しくない状態!

▽右足は、前と後ろ(かかと)に力が入れば、正常
▽左足は、左右に大きく動けば、健康
………と、判断する
これが整った体であり、整体です(✿^‿^)