ステロイドホルモン
(副腎皮質ホルモン)は免疫を抑制する作用があり、
ストレスに対してもステロイドホルモンが対抗的に働き、
カラダの反応を和らげる働きがあります
ですが…
外部からやってくるステロイド(薬)を大量に投与されると、
その反応が抑えられすぎて、
逆に副作用としてあらゆる反応が抑えられてしまうと、
鬱状態を起こします…これでは本末転倒!!
つまり外部からやってくるステロイド(薬)は
ストレスを感じたり、
興奮したり、
免疫反応や炎症反応を起こし、
カラダの防衛反応を抑えてしまう結果となります
あらゆる症状は、カラダの反応そのもの
だからその防衛反応を抑えるということは、
生きる意欲という生命力
そのものの活動を抑えてしまうのは、
却って逆に問題が生じてしまうのです
薬物はカラダの反応を抑えたり高めたりできます
が、
元々は体の裡側の防衛反応に対し
必要に応じてそれらがコントロールされていたのに、
その本来の作用を邪魔をし
介入することになってしまうのです
そうなるとカラダは外部からやってくる薬に対し、
「もう必要のないものは出さなくてもいいんだ!」と
判断し怠けてしまいそれが鈍りの原因となります
現代は、“薬”がカラダを良くして治してくれる
と思っている方々が溢れていますが、
本当はご本人の力で治していくのが
身体にとってとても自然で優しいということに
気づいてほしいものですね(≧▽≦)
薬がなくても治せるカラダを信じて
自覚してほしいものです
因みに副腎皮質ホルモンとは、
コレストロールから合成されるステロイドホルモンで、
電解質や糖の代謝に関与します
副腎皮質ホルモンには、
電解質コルチコイド、糖質コルチコイド、アンドロゲン、エストロゲンが
あり、主に働くのはアルドステロンというホルモンになります
電解質とは、水に溶ける陽イオンと陰イオンに分けられ、
電解質は主に筋肉の収縮、神経伝達物質、水分量の調節、
骨や歯をつくる役割を果たしています
糖質とは、身体のエネルギー源になります