前回のブログから

5ヶ月も過ぎてしまいました真顔ガーン

いつのまにかアメブロの絵文字も増えている


子宮全摘手術からは

4年と8ヶ月が過ぎました。




コロナ禍のため約2年ぶりとなった、

人間ドックでしたが。


実は、脳ドックの結果、

まさかの「脳動脈瘤」の疑いのため

「要精密検査」になっていたのです。

<頭部MRA>

右内頸動脈 後交通動脈(IC-PC)

脳動脈瘤疑い 微小 2mm大結節状高信号





最初は「脳動脈瘤」という文字を見ても、

加齢とともに、

誰もがなるものなんだろうな?うーん

くらいにしか思ってなかったのです。


が。


友だちに聞いたところ、

そんなの、誰でもなるものじゃないから

急いでみてもらったほうがいい物申すハッ

正確に大きさがどれくらいか

しっかり調べてもらわないとビックリマーク

と言われ…。



ネットで調べてみると。

2mmなら小さいものの、

脳の血管の一部が瘤のように

膨らんでしまい、破裂すると

くも膜下出血とかになって、

重い後遺症や

命の危険に及ぶ可能性があるとかでドクロ


いやいやいやいや驚き

子どもたちのこともあるし、

まだまだ死ぬわけにはいかないし、と、

速攻、再検査を受けることにしました病院



実は私。


もう今年で

かれこれ15年ほどになるのですが、

かつて脳腫瘍で開頭手術をしたことがあり、

頭にチタンのプレートが入っているんです。


良性腫瘍できちんと摘出できたのですが、

海外転勤に伴う帯同が決まってからは

万が一の時に備え、早期発見のため、

毎年、一時帰国時の人間ドックの時に

脳ドック(頭部MRIと頭部MRI)も

受けるようにしてきました。


で、その脳腫瘍の手術をした、

古巣の大学病院の脳神経外科に

紹介状を書いてもらうことにしました。

(子宮全摘手術をした婦人科も

この大学病院でした)




当時の私の主治医の先生は

とっくに他の病院に転勤され

今は開業されているようですが、

たまにテレビやネットで拝見したりと

お元気でご活躍のよう。


この日、古巣の脳神経外科で

私の再検査を担当してくださった先生は、

私が脳腫瘍を手術した当時から

ずっとおられる先生で、

診てもらったことはないものの

なんとなーく名前とお顔に見覚えがあり、

当時はかなりお若かったその先生も

さすがにお年を召されたなぁ〜という感じで。


…ということは

同じように私も年取ったんだよね

と思ったり泣き笑い




「毎年きちんと

 脳ドックも受けられてるんですね〜」

と言われたので、

かくかくしかじか、

〇〇先生の担当で

脳腫瘍の手術をこちらでしたもので…

「ああー、そうなんですね、

 〇〇先生だったんですね〜」

と、しばし医者と患者の同窓の集いのように

なってしまったり笑笑


でも

カルテは10年で消去されるとのことで、

当時の私の脳腫瘍の時のカルテは

手術したことと主治医の名前があるだけで、

中身は残っていませんでした。




で、肝心の脳ドックの画像を

確認してもらうと…。

*実は、人間ドックは

この大学病院の関連施設なので、

画像も共有できて大学病院への紹介も無料なのです。


頭部MRIでの、脳腫瘍の術後の変化や

頭蓋内の異常はなし。


頭部MRAでの、

脳動脈瘤と思われる場所は、

右目の奥、こめかみとの交差あたり、

2mmくらい、とのこと。



ところが。


「これねー、脳ドック受け始めた最初から

 何年間もずっとありますね〜」

と、ドクター。



「ええ〜っポーン??



「ただね、これ見る限りでは

 もしかすると血管の曲がり角かも

 しれないですねぇ…」



曲がり角のことを

「分岐部屈曲」というそうで、

私の場合、それが瘤なのか、

ただの曲がり角なのか、

このMRAの画像を見る限りではわからない、

とのことで。



これが担当の先生の描いてくれた、

分岐部屈曲と動脈瘤の違いについての

説明図です↓


持って帰られますか?と聞かれたので

ありがたくもらって帰ってきましたニコニコ



で、より詳しく調べるには

血管造影剤を注射して

CT撮ったらすぐわかりますよ?

とのことだったのですが。


私、あいにく、血管造影剤アレルギーで、

海外で血管造影剤入れてCT撮った後、

ひどい蕁麻疹が出てしまったことが

あったのです。


そのことを話すと、

大学病院には人間ドックのよりも

より精度の高いMRAがあるそうで、

それを使って調べてもらうことにしました。




そして、後日、結果のため再診へ。



脳動脈瘤に見えていたのは、

やっぱり、分岐部屈曲、だったのでした



私。

お酒も飲まないですし、

タバコも吸ったことなく、血圧も正常で、

身内で脳動脈瘤の人間もおらず、

くも膜下出血で亡くなった人もいないですし。

なんで脳動脈瘤なのかな?

とは思っていたのですが。


でも、頸動脈に動脈硬化の兆しがあり、

もしも脳動脈瘤なら

そちらとの兼ね合いで心配だなぁと

思っていたのです。


とりあえずは、

めでたし、めでたし、でしたニコニコ花



しかし、人間ドックで検査しても

わからないことがあるものなんですね。


実は、今回の結果で、

婦人科でも再検査の項目があって、

脳動脈瘤の疑いとダブルで

本当に不安になったのですが…。


婦人科の方も再検査の結果、

何ともないですよ?と言われて…煽りくるくる


自然治癒するわけでもないし、

それっていったい何だったの?

と思ってしまいました。



やっぱり、

どんな立派な機械を使った検査でも

最終的には人が見るので

誤差がある、ということなのでしょうか…。




今回、人間ドックを受けた時は、

ワクチン接種も2回終えた人が増え、

デルタ株のコロナウイルスは

ほとんど落ち着いていた頃でしたが、

コロナ前よりは

医療に携わる人が圧倒的に

少なくなっているような印象を受けました。


また、事務の人も、はっきりと、

コロナ禍のため、先生方も忙しくて

人間ドックの方も…と言っておられました。


長く海外にいて、たまに帰国した時しか

日本の病院にかかることがなかったからこそ、

余計に顕著な変化として

私の目には映ったのかもしれませんが、

とにかく感染予防のために

感染拡大につながるものは

徹底してなくしてしまう、

例えば、それまであった

待合室の装飾品がなくなっていたり…

コロナ前の穏やかな空気の消えた

どことなく殺伐としたその光景は、

まさに戦争の後なような

そんな雰囲気にも思えました。




オミクロン株の感染拡大により

再び医療現場が逼迫していると聞きます。


手遅れにならない早期発見のための

人間ドックであるからこそ、

正確な検査、精度の高い読影、

十分な重複チェックが行われることは

当たり前と思って受けてきましたが、

コロナ禍の医療現場の逼迫により、

人間ドックの現場もまた

おびやかされているのかもしれない、

と感じたりもしました。




今回の人間ドックでは、

とりあえず

急を要するような病気はなかったですが、

まだまだマスクして、

不要不急の外出は控えて、

生活面でも健康に気をつけて、

コロナはもちろん、

それ以外でも病気にならないよう、

だからといって

ストレスもためないよう…魂が抜ける


いろいろと工夫していかなくっちゃな、

と思いますニコニコ