第36回新幹線車両基地まつり | 桜井 ちさとのプロデューサーな毎日

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*2024.10.20、本文を修正しました。一部不適切な文言を削除しました。


10/19、宮城県利府町にあるJR東日本新幹線総合車両センターで開催された

第36回新幹線車両基地まつりに行ってきました!自身としては凡そ20年ぶり、

結婚前によく妻と一緒に行ってたんですが今回も一緒に、久々に二人で楽しんできました。

実は結婚のきっかけも鉄道や新幹線絡みだったり。アイマスファンブログという性格上、

今まであまり取り上げてはこなかったんですがね…。

 

東北新幹線~東北本線(利府線)新利府駅にて下車、いつも新幹線の車窓から見える場所

(着発線、と言うそうです)に降り立って最初に見たのは秋田新幹線こまちE6系Z1編成

色がちょっと汚れまくって煤けてますが…。

その反対側、本線側からゆっくりと進んできたのは山形新幹線つばさE3系2000番台

(1000番台?)E8系が導入された今、このカラーリングではもう走ってないのかな?

サイドのTSUBASAロゴもバッチリンコ撮れました。

再びその反対側から、今度はJR東日本の検測車両(ドクターイエローに当たるモノ)、

East iE5系の並走!ここでしか見られないその光景に、またまたテンション爆上がり!

新幹線総合車両センターと言えば、外せないのはこの着発線での並び!今回は左から

E5系E3系(山形)E7系E2系!まさに壮観の一語。

そうそう、この着発線の奥にはこれまたマニアバカ受け、次世代試験車両ALFA-X

その更に奥が利府線の線路なので、利府線の車窓からバッチリ見えました!

その時の車内は言いようのない一体感に包まれていましたよ。乗客のほぼ9割が鉄道マニア

だったから。

帰りの車窓からこのように、バッチリ写真に収めてきました。先頭車両の形が前後で

異なる点にもご注目。

 

場所は変わって工場内へ。コチラは新幹線の車輪と車軸ですね。車輪1個の大きさは

大型トラックのタイヤくらいかそれ以上。かなり大きいです。接地面もキレイに

鏡面仕上げされてます。

奥にズラリと並ぶのは新幹線のモーター。1台ずつパレットに積まれ、側にある

フォークリフトで運搬するよう。フォークリフト作業が日常業務の俺、運ぶだけなら

俺でもできそう。

それ以外の部品、車両の台車を構成するモノも色々ありました。変圧キャリパ装置、と

あるのはブレーキの部品。車も新幹線もブレーキの構造は基本同じなので、キャリパと

聞いただけで、またその形ですぐにブレーキだと分かりました。編成F24、は

北陸新幹線などで運用されるE7系のことです。

コチラがE7系新幹線車両の台車、普通乗用車1台分より少し大きいくらい。

フレームにF30とチョークで編成番号が書かれてました。

 

 

さて、このイベントの目玉の一つがトラバーサ車両移動実演。トラバーサー、または

遷車台(せんしゃだい)とも呼ばれ、重量物を水平方向に移動させる為に使われます。

撮影した動画は5分近く、それを1分に泣く泣く編集しました。車両を積載した後、

トラバーサ全体が手前にゆっくりと移動してきます。

トラバーサに載せられた車体はE7系、恐らく前述したF30編成と思われます。車両全部を

分解し、車体も再塗装するので一旦塗装も剝がされた状態です。

 

施設の正面入り口前、コチラは初代の200系車両かと思えばさにあらず。

東北新幹線開業前に試験車両として使われた新幹線961形電車なんだそうで、

319km/hの最高速度は現行E5系の320km/hに匹敵するモノ。この車両で319km/hだと

音や振動が相当凄かっただろうなぁ…。

その並びにあったのが90年代初頭に造られた試験車両STAR21。前面デザインが

スーパーファミコンみたいですww

コチラの車両は1993.12.21に425km/hの速度記録を達成、造られた時期から察するに、

E2系のベースになったモノと思われます。

その並び、コチラが本当の初代200系、K43編成かな?だとすればこまちつばさ

併結可能な10両編成でよかった筈。

 

施設内にも色々興味深いモノが沢山ありましたが、目を引いたのがJR東日本職員(車掌?)

の制服。カッコいいのでウチのオリキャラ二人に着せて描いてみたいと思いました。

開業40周年記念で使われた200系の連結器カバー。コレもまた貴重だ…!

 

おまけとなりますが、コチラは東北新幹線開業前に東北本線を走ってた特急列車の

ヘッドマーク。JR仙台駅構内に展示されてました。特急やまびこは小学校低学年の頃に

よく走っているのを見た記憶があります。写真では分かりにくいですがこの背景、

実は国鉄時代の切符のデザイン、JNRとかこくてつといった文字が見え、コレもまた

マニア心をくすぐります…。

 

もう一つ。施設内で気になったのが、民営化後には駅や列車内のトイレの表記、

お手洗いとか洗面所、化粧室といった表記に変わっていきましたが、民営化以前は

すべて便所だったんですww だからコレ見た時すげー!ここだけ国鉄だ!!

と一人で大ウケしてしまったのでついパチリ。因みに工場内のトイレの表記もすべて、

ことごとく便所でしたwwww この施設自体が東北新幹線開業時の

80年代初頭からあった訳だし…。

 

おしまいに、今回の戦利品。物販で買ったE5E8の定規とJR大船渡線BRTのトミカ、

そして鉄道部品ガチャ、たまてつのシャント取付用ボルト。実際に新幹線のパンタグラフ

から外された部品で、それ以外にはE5系普通車シートのモケットやグランクラスの

シートのレザー生地なども当たるようです。

そしてノベルティとして貰ったポストカードの絵柄がコチラでした!奥にはE8系

山形新幹線の新型車両も見えます。本当に久々の車両基地まつり、たっぷり楽しめた

一日だったし、ここ数週間闇落ちしてムチャクチャな事ばっかり書いてたので、

一発明るい内容を!という感じでお届けしました。それでは長くなりましたがこの辺で!

今回もお読みいただき、まことにありがとうございます。