~はるか先生の性の授業 54時間目~



8人目。







8人目という数字は



決心へのカウントダウンと一緒だった。








あと3人。




飢えはまだまだあったので、




3人で終わりに出来る自信もなかったが、




体と時間の浪費、病気や世間体のリスクを抱えて




男漁りを繰り返すことにも




虚無感を感じ始めていた。






「探そう」





なんの責任感だか




私はチャットルームに向かう。










私はそこで出会いに「おもしろい人間」を期待していることに、気づいた。



まるで、相手の人間性を




性交によって取り込むことが出来る




そんな、科学的でないことを




感覚的に信じているかのように