前回の続きです。
昼飲み&ホテルのつもりが、
なぜか彼の提案で渋谷ショッピングに。
しかも、彼の職場の方々へのお餞別探しっていう笑
「職場の人に、何買う予定なの?」
「うーん、雑貨とか。。渋谷に良い店があるから、そこで選ぼうかなって」
「何人に買うの?」
「4人。みんなタイプ違うから悩むな…」
とても意外である
彼は見た目もそんなキャラじゃないし、以前ランチしてた時も、
「職場の人には、情がないとか、損得勘定で動くやつって言われる。熱血とか大嫌いなんだよね」
とか、斜に構えながら喋っていて。
ま、悪ぶりたいお年頃なのかな、とは思ったが。。
そんな彼が、1人1人に餞別って。
ふつうに情に厚い奴じゃん
っていう笑
「お菓子とか食べ物じゃないんだ笑」
「どうでもいい人は、消える食べ物の方がむしろいいけど笑。仲良かった人には忘れてほしくないって言うか…」
忘れてほしくない、なんて乙女な笑
「優しいね、リョータくん笑」
「いや!優しくない!オレ、職場でも冷たいとか、何考えてるかわかんないとか言われてるし」
ま、確かに基本無口で無表情だしね
「仲良い人は分かってるんじゃない?アイツ斜に構えてるけど良い奴だよねって笑」
「ちょ、なにそれ笑!」
彼が嫌がるので、それ以上は言うのをやめたが、このツンデレぶりは個人的にツボである笑
………………
そして渋谷に到着。
私の見たいお店を先にさらっと見て、
彼の雑貨屋についていく。
渋谷って言うから駅近のビルかと思いきや、
大分駅から離れた路面店。
知る人ぞ知る、といったロック調?アメリカン?な店で、客層もオシャレな人が多く、通には有名の店のようだ。
彼は地方出身のため、東京に来てたくさんの場所へ行ったらしい。
(彼は結構ミーハー笑)
そんな彼は、東京生まれ東京育ちの私もよりも大分名所に詳しい笑
無言でスーッと好きなようにあちこち見ている彼。
時々、「これいいね」などと声をかけるが、「うーん」と言いつつ中々決めない。
かなりこだわりがある様子。
邪魔するのも悪いので、しばらく放っておく
15分ほど、しっかり見て、彼が2人分のプレゼントを買った。
残り2人分は一旦検討中らしい
これだけしっかり選べば、貰ったほうも嬉しいよね…笑
男4人分のプレゼントを吟味して買う見た目クール系のチャラいツンデレ男子。
職場の方もビックリと思う
と、まぁ、見ていて微笑ましいのだが、
私のことは基本放置
私いる意味ある?と適当に扱われているようで少し寂しく感じる
大して仲良くない相手を買い物に連れ回すのって、中々気を遣うと思うんだけど。。
実際、私の見たい店なんて、彼つまんないだろうなと思って早々に切り上げたし
ま、情もない女には、気遣う必要ないし、
好き勝手できるってことなのかな。。
………………
さらに、もう数件付き合う。
オシャレな雑貨屋を見たり、
アウトドア系の服屋で小物見たり。
彼は時間をかけてみる割に決めきれず、
(おいっ!)
また検討中となり、例の居酒屋へ先に行くことになった。
12時に会って、もう14時近くである
「ごめん、腹減ったよね笑」
「あ、大丈夫、朝遅かったから笑」
と言いつつ、昼飲み予定だったのでお腹はペコペコ。
そして、歩き疲れた。
渋谷の坂を上ったり下りたり…
疲れでやや口数が少なくなった私に、
彼が少し気遣っているのは感じた
そして、居酒屋に到着。
続きます。