復縁を求めてきた都合の良すぎる彼。
重いからムリと言ったところ、
じゃぁ明日にでも彼女作ってくるから、セフレにしてよと言ってきた。
(ひどいあらすじ……笑)
とりあえず彼に好意を寄せている女子について聞いてみる。
「えーと、その後輩の女の子と何で付き合わないの?何がダメなの?」
「…なんか、自分の意思がないって言うかはっきりしないっていうか、合わない」
しかし話を聞いていると、好きではない癖にいわゆる身体を触る的なスキンシップまではしているらしい笑
「えーと、つまり、ちょっとエロい気持ちはあったけど、手を出して責任とることになるのは勘弁だから、しなかったってこと?」
「ちょ、言い方…笑。 まぁ、そうだけど笑。
てか、可哀想じゃん、なんか。だから本当に好きな人とした方がいーよって言った」
オレ、良いこといったっしょみたいなドヤ顔
てか、ほんと台詞だけはイケメンだな笑
手出してる時点で、ふつーにダサいけどな!
正直、君をこんなに好きな子がいるなら大事にすべきと思う
「ていうかさ、そんなに職場に出会いあるなら、好きな子もいるんじゃないの?ふつーに」
少し間をおいて。
「………まぁ、いるけど…でもその子結構年下で19歳なんだよね」
おいおい!!
さっき、他の女の子に気が乗らないとか言ってたのはどいつだよ笑
こっちの様子見て黙ってたなー!笑
まったく!うん、やっぱりこんなやつだよ!
その場しのぎで嘘ついたり、振り回すのよ、いつも笑
「いるんじゃん笑! 19歳、良いんじゃないの?むしろ仕事ではアドバンテージあるし、好かれやすいかもよ」
「まぁ、良く仕事は聞かれるねー(ドヤ顔)。いい子なんだよね。でも、色んな人と付き合ってみたいとか言ってたし、付き合ってもこれから不安じゃん?」
……………
付き合えてから言えし!!!
「まーそれは、オレの魅力で引き留め続けるしかないんじゃない(棒読み)」
どーでもいい笑
「いやーでも、職場の子だし、皆に言いふらしそうっていうか、断られたら痛いじゃん。ギャル系だし」
知らねーよ!笑
(お前だって職場の子に塩対応だろ!)
「いい子なら言いふらさないんじゃない?
知らないけど笑」
「あ、嫉妬した???笑」
イラッ
「いや、ごめん、まったく笑」
あれ、これ嫉妬してるのかな?笑
……………
全く生産性のない電話なので、
切りたいと何度も伝えてるが、中々切らせてくれないしょうま。
やはり復縁は考えられない。
「……とりあえず、そうやって、普通に恋愛してるのが良いよ、しょうまは。だからもう連絡してこないで」
「ええっ!なんで?!良いじゃん、こーいう話もしたいし」
「いや、恋愛相談とか私にメリットないし」
「つぐみの声聞きたいし、話してて楽しいし。やっぱり会いたい」
「会う気は一ミリもないし。もう連絡してきても既読スルーするから笑」
「ええっ!!返信してよ。……待ってるから!
…オレ待ってるから…」
また、悲劇のヒーローばりに演じた回答。
ようやく、電話を切った。
……………
ふう。
……まぁ、やっぱり暇になって、
あわよくばで、かけてきたんだろうね。
これで流石にもう連絡して来ないだろう
(いや。こなくて良いけど)
………………
数日後。
ふと、彼のLINEのプロフ画面を見ると、メッセージやら、LINEミュージックやらが、変わっていた。
未練たらたらラブソングと、
未練たらたらラブメッセージだったのが、
よく分からない格言になっていた笑
(格言とかメッセージいれる辺りが
やっぱりナルシストなんだよねー)
未練たらたらラブソング等が私向けのものだったのかは分からない。
(自惚れすぎだったらごめん笑)
とりあえず前向きになった彼の意思表示と受け取ることにする。
グッドラック!
自分もね