出会い系24・しょうま④~ヤバい、好き!~ | 出会い系感想★イケメンを探して~

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前回の続きです。




相変わらず見た目は好みではないが
(しつこいが会うたびに感じる)、
身体の相性は良いしょうまと、何回も会った。




前回、身体の相性が良い!と感じてから、次に会ったのは当然ホテルデート。



そこでは、彼が調べてくれたホテルに行くことになっていたが、方向音痴の彼が大幅に迷い、テンションだだ下がり。



ようやく、ホテルにつくと、今度はラブソングをスマホで再生し、それを口ずさみながらコトを開始する彼。



年上の女性と年下の男性の悲恋ソングらしいが………
正直サムい。勘弁してくれ……笑



彼はものすごいロマンチストでナルシスト。
こーいうの大好きなようだが、やはりむず痒く頭の中で笑う私。
(サムくて中々興奮できない笑い泣き)



だが、やっぱり行為自体は気持ちよく、してるとなんかどーでもよくなってしまうのが不思議。



そして、彼はすっごい誉め上手。
可愛い、綺麗、ずっと一緒にいたい!
年下の彼に言われるのは嬉しかった。



ただ、一方、正直過ぎる言葉に傷ついたこともある笑
「34歳って、生理まだあるの?」
「あれ、シワ増えた?いやいや…シワが可愛いと思って笑」
「そんな風に馬乗りになったら、胸垂れるよ?」
などなど………



嫌なことも言われてるから、その分良いことも事実なんだろうと、ある意味、楽だった。



お互い慣れてくるし、会うたびに気持ちよくなる。



ただ、彼はたまーに怖い発言がある。


まぁ、Sだからその一貫、というのもあるんだけど。



例えば、

彼「ねぇ、もしなかに…したらどうする?」

私「いやいや、ないでしょ、絶対やめてよ?」

彼「うん、でも真面目に考えてよ、妊娠したらどうするの?」

私「そんなことしたら、病院いくよ、しょうまにお金払ってもらうよ」

彼「マジかー」


彼の顔がふざけているようには見えなくて、
こんなこと言う時は、たまに怖かった。
まぁ、絶対しないんだけども…。
まぁ、されたところで…だけども。




そして、クリスマス前にまたホテルデートをした。
これが2人の最高潮の時期だった。



クリスマスに会える?と言われたが、平日だったし予定もあって断ったので、その前くらいに会うことにした。



当日はお昼~20時くらいまでゆっくりご休憩。



彼が遅れてきて、イライラはしたけど、またいつも通りホテルへ向かった。


そして、軽くコンビニご飯を食べて、カラオケして…コトを始める。



うん、やっぱり彼とするのはイイ…



なんていうか彼、照れがないから、ある意味リードが上手いんだよね。
雰囲気に酔えるタイプだし。



いつものようにインの最中に彼とキスしてたら、段々ともっと!という気持ちが強くなり、私は思わず彼の頭を掴んで顔をさらに寄せてキスしてた。



すると、彼が
「え。あ! ちょ、あ、あ~…………」
と、なりふっと笑いだした。



なになに?と思ったら、思わぬタイミングで出てしまったらしい。



「まだ、いきたくなかったのに… キスが気持ちよくて…つぐみもさ、結構エロいよね笑」




な…………!!
そんなこと言われたのは初めてだ。
私は基本受け身で照れ屋な方だし。




しかし、思わずそーなるくらい彼が欲しかった。
遺伝子的には相性バツグンなのかな…
なんて心のなかでふっと笑う。







そんなこんなであっという間に出る時間。



あ!そーだ!


ゴソゴソ…とプレゼントを取り出す私。


彼「…え?」


私「これさ、大したものじゃないけどプレゼント!クリスマスも断っちゃったし、良かったら!」
と、重くないよーに明るくサッと渡す私。


ホントにお返しとか気にしないただあげたいだけのプレゼント。
(ちなみにカルバン・クラインのボクサーパンツ。セールで半額の笑)



すると、彼は布団をかぶり、「…なんで?」と低い声でいう。



え!?
想定外の反応に戸惑う私。



私「いや、あのクリスマスだし…でも大したものじゃないから、気にしないでよ、別に」




彼「……いや、嬉しいけど。でも、いいの?オレもらって、オレはもらう権利ないしさ、いや、思ってもみなくて………そんなのさ……」




彼の顔をみると涙目。




え、え!?
そんなに…嬉しかったの?



ロマンチストでナルシストな彼だから、感極まって、というのもあったかもしれない。



そこまで、真面目に考えて渡したいわけじゃなかったから、ちょっと罪悪感。



でもそれ以上にすごく嬉しかった。
私のプレゼント、そんなに喜んでくれたんだ、と。



ありがとう!嬉しい!と彼に思いっきり抱き締められた。
ここで、私は彼に一気に惹かれてしまった。




ヤバい、好きだ!と。




付き合いたい…ではないけど。




その後、彼は喜んでプレゼントを身につけ、
帰り際は手を繋ぎながら、お互い楽しかったね!また会おうね!
なんていって別れた。





でも、この日が彼に会う最後の日だった。





切ないね。





続きます。
(次がしょうま編ラスト予定です)