今日も元気におはようございます
前回のBLOG「死にそうになったことないんですか?」についてです。
ワースト3
素潜りで15mくらいのところにあるロープをとってこいって言われた時
※私はスキンダイビング苦手なんです
心の声「いやいや〜深い〜見ただけて苦しい」
その時はすでに水面でブイっていうんですが、船を係留するロープが海底にあるんですが探す為に海面をかなり泳いで息も上がってました。
からの見つけて、この状態で15mまで往復、しかも重たいロープを輪に通してボートにいるスタッフに渡すまでかなり力使います。綱引き状態
そこまで考えたら死ねるぞ。ってことで「タンクください!!無理です!」
と言ってスキン(素潜り)じゃなくてタンク背負っていきました
この時は宮古島のサービスでメインのまともなイントラが私1人だったので本当に大変でした。これを機に命の危険を感じて2年で退職しました
素潜りは得意なスタッフが率先してやって欲しいものです〜
ワースト2
アンカリング中に岩に引っかかってしまった時!です。
水底にロープの設置がない場合はいきなり海に飛び込んでボートのアンカーをかけに行きます。もちろん素潜りで…※私は素潜りが苦手です。
あるポイントではかける岩がおおよそ決まっていましたが、そこが地味に深くて10mくらい。
アンカーをかけて浮上しようと思ったらロープが引っかかってこのまま浮上したら掛け直しにこないといけない状態だったんです。
そこで、死なないことを信じて引っかかったところを直してなんとか浮上。
はぁはぁはぁ(←息切れ)
5〜7mならギリ再チャレンジもできるけど、10mにもう一回行くのはキツイ!人間3回までなら我慢しても死なないという嘘かもわからないアドバイスが頭によぎり、懸命に息堪えをした苦しい記憶です。忘れられない1本です。
ワースト1
これは水面でかなり葛藤しましたね。二度と味わいたくない恐怖体験です。
オフシーズンにダイビングサービスのインストラクター達が協力してオニヒトデの駆除をしていた時代です。(今もしてるのかな?)
同じところを通るのは効率が悪いのでドリフトで!ってことでした。
みんなプロだし、たいしたブリーフィング(説明)もなく潜水時間だけ告げられてエントリー(海に入ること)しました。
なんか潮の流れが思っていたのと逆。でもドリフトって聞いていたので流されながらいきました
そして時間になり、浮上するとダイビング船がかなり遠くです
陸上は反対側、かなり遠い🏝️
声はもちろん聞こえないし、少し波もあったので頭1つなんてなかなか見つけられません。
オニヒトデは小さいのが3匹だけ取れたけど、海面で揺られてる時間が長かったのでその間に網の隙間から海に落ちてしまいました。
それを捕まえに行かれないほどの不安感と別の船でも通ればと思っていましたが、オフシーズン寒い時期に誰も通らない。
でも、このままとにかく見つけてもらえるまで体力の温存をしなくては!と思って泳ぎませんでした。
幸い、普段からドリフトダイビングをすることもあったので、シグナルフロートを持っていましたのでフロートを膨らませて願ってました!
「見つけてくれ〜〜〜〜」と
最悪、兄貴が助けてくれる!大丈夫!!とその時に心の支えになったのは、私がイントラになるきっかけになった先輩です。(信頼してる人がいるって大事)
これまでに私がどんなところに浮上しても拾いに来てくれた!!
でも、今回は地元のプロダイバーズで初めてのドリフトオニヒトデ駆除
船長は近所の民宿のおじさん(良い人ですよ)信頼関係はナイ。でもみんなプロでしょ!!私を見つけろ〜〜〜〜〜と念力とメンタルを必死でキープしたあの長い時間。
船がこっちに向かって走って来た時の安堵感は今でも忘れません。
あ〜よかった。
いくらプロでもちゃんとブリーフィング(ミーティングみたいな)で確認することは重要でした。
私も安易に流されてしまいましたが、他のダイバーを視界に入れながら単独にならないようにすれば良かったなど反省もしました。
インストラクターなので、休みの日に単独潜水で写真を撮ったりしていたので1人でも抵抗がなかったのが言い訳です。
最後にオニヒトデ駆除が良いのか悪いのか分かりませんが見かけたら触らないようにしてください。
あ〜思い出したら疲れた
インストラクターの皆さん、安全第一。
ダイバーの皆さん、最後に自分の命を守れるのは自分しかいない!!
平常心・ストレスのコントロール・基礎体力・判断力私のBLOGから擬似体験して学んでもらえたら幸いです。
つづく
命の恩人「シグナルフロート」持っていないダイバーはお早めにGETしておくことをおすすめします