月組 Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA 110! | すずwinterのブログ

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月城かなとさんと海乃美月さんの退団公演。


宝塚のチケット取り、いつもお願いしていたプレイガイドを休止しており、さらにチケットを回してくれていた知人の、お友達が突如月城さんの強火担となって月組チケットはそちらに行ったりで、生の観劇は諦めようかな…と思っていたのですが。


食事付きのツアーを依頼する旅行社を教えてくれた人が居て、これもご縁かと申し込みました。

同じ方が教えてくれた、プレイガイドのスマホにダウンロードするチケットの公演も当たり…。


そしたらその後に、自営業を営む母ともの一人が、業界団体が団体で取れているチケットがあるけれど、行く?と。



宝塚公式



プレイガイド経由。A席。2階でした。
お顔の細かい表情は双眼鏡無しでは見えないけど、宝塚ならではの楽しさ奥行きを生かしたフォーメーションを見るのが楽しい!

業界団体。1階9列目、下手サイドブロック。
近くて見やすかったです。感涙。

旅行社。S席。2階センターブロック3列目。
このくらいだとキャストの表情が見えますね〜。そしてやっぱり奥まで俯瞰できるのは楽しかった!!

1幕のエターナルヴォイスは2回見ただけでは観客としての気持ちの落とし所がよくわからず。一応、互いに孤独を抱えて生きて来た主人公ふたりが、心の居場所を見つけて晴れやかに未来を見つめられるように、というのは頭ではわかったのですが。
3回目見て、ああそうかと、晴れ々々としたエンディングが心に沁みて来たのでした。

何故か眠くなる舞台で、コンディション万全に調えて臨んだ日もあったのだけれど、やっぱり何処かで眠く…。
ビクトリア朝もの、政治的陰謀、オカルト、歴史上の人物としては好きなメアリ・スチュアートと、個人的ワクワク要素が散りばめられていたのですけどね〜。

でも3回見たら、さすがに全部の場面をちゃんと見たなと思います。

それにしても振り返ると、月城さんの月組は、本当に聴力と相性が良かったなぁと思います。
この公演も2階A席でも半分以上は聞き取れたので、大事な内容は漏らさず把握出来ました。
1階で見た時は9割以上、滅多にないぐらいするすると内容が頭に入った観劇でした。

一応事前に、聴覚支援タブレットを借りられないか問い合わせましたが、障害者手帳がないと貸し出しできないとのことだったのでした。
でも宝塚歌劇団、公演によっては、手帳がなくても事情が説明できれば聴覚支援タブレットを借りられる公演も出てきているのだそうです。


各キャスト感想。

月城かなとさん。
今公演、1回目の観劇の1幕の始まり、月城さんの登場した瞬間、胸になんとも言えない感情が溢れてきて、「え、私こんなに月城かなとさんを好きだったのか?!」とびっくり。
お芝居も歌も顔立ちも身のこなしも好きでしたし、この人の主演した舞台はみんな好きですが、この人をこんなに好きだと意識したことはなかったんですよね~。
そして実は私、月城さんのお顔、整っているとは思いつつ『美貌』とは感じたことがなかったんです。でも今回、1階十列目以内という場所から銀鏡を渡る月城さんを見ていて、はっと「なんという美貌だろう!!」と思ったのでした。

今更!!

さてその月城演じるユリウスは、一見冷めた、人と距離を置く人間のように見せつつ、内実は温かい思いやりある男性で、なんだか月城かなとさんの男役人生の集大成のような人物造形でした。
孤独々々言いながら(確か)、実は良い人たちに囲まれてるんですけども、本人も周りに返すしているものがちゃんとあるという、なんだかじわ〜んと来る人間関係が良かったです。

2幕のレビューも、あんなに誠実な人間が似合う人なのに、悪いカオもくらくらするほど素敵で、内心キャーキャー黄色い歓声を上げながら見てました。
現代風の格好の組子の中、一人だけ平安のお衣装で舞う姿は本当に凛々しく美しく、長い真っ白な打ち掛け?を掛けて、月に向かう階段に立つ姿に、あぁ本当に宝塚から飛び立って行ってしまうんだ…と思ったことでした。


海乃美月さん
不思議な能力故に不安な気持ちを抱えて育ったアデーラ、海乃さん綺麗になったなぁ!と思いながら眺めました。1幕は誘拐事件もあるのですが、アデーラは救出に活躍する側。そんな凛々しい部分もある役が合ってました!

この人が月城さんの相手役で良かったなぁ、と毎度思うこの感じ、なんなのでしょうね。
トップコンビの魅力って、その時々いろいろありますが、この二人は、お互いへの尊敬が確かにそこにある感じがするのですよね。
それが観劇の満足度をいつもぐっと上げてくれていました。

彩みちるさん
エキセントリックな(テンション高い)霊媒師。いや、びっくり。こんなお役も出来る娘役さんだったんですね。
主役ふたりがわりと理性的な人物なので、みちるちゃんが物語をダイナミックに動かす役割を担っていたのですよね~。
眠気覚まし要員というか。
それはそれで楽しんでいるのかなと思ってたら、スカイステージのナウオンで大変なんだと言うことを話していて、凄く頑張ってるんだ〜と思ったことでした。

夢奈瑠音さん
MI5の長官みたいな役。イケオジ!
ちょこちょこ笑いを取る間合いも楽しくて、新しい魅力を見た!と思いました。

風間柚乃さん
なんかこう、上手いけどまだどこかにフレッシュな3番手のイメージがあったんですが、きっちりお芝居の土台を作る大人キャストらしくなってました。
いや、上手いのはずっと知ってましたけど!

鳳月杏さん
1幕、主人公の知己とも言えるオカルト的能力を真面目に研究してる人。
もっと変なことしても良いのになぁ〜と後からだと思いますが素敵な親友役、大人キャスト!って感じでした。
2幕で月城さん真ん中に鳳月さんと風間さんが並んで踊る姿が本当に素敵でした!


礼華はるさん
映像だけ見てて、この人なんでこんなに上がって来てんのかなぁ(否定的な意味合いはない)みたいに思っていたんですけど。
押し出しが良いってこういう感じをいうのかしら、と。
この人が真ん中の場面、真ん中に立つのが至極当然に見えるんです。
真ん中に立つと収まりが良い!みたいな。
歌も上手いし、長い手足が空間を支配する感じとか、なるほどこれか〜と思いながら眺めたことでした。
1幕のユリウスの弟子?みたいな立場の青年も、とても良かったです。

公演スイーツ。


個々のパーツも組み合わせも好きでした!!

マフィンも行ってみた。


こちらは食事付きチケットの中の一部。

中華でした。
小籠包美味しかった。

飲茶も美味しかった。
他にもいくつかあるコースでした。
杏仁豆腐ラブラブ


1回目見た後、なんかビクトリア朝っぽいネックレスをどうかこうかしたいなぁと思って最寄りのユザワヤに行った結果。
小さい方の皿で6個とかで細かく連ねたかったんですけど。2枚入り✕2個しか売り場になくて、あとは大きい皿で妥協してしまった!作ってからテイスト違うじゃん!とモヤモヤしたのだけれども、買いなおして作り替える気力がなく、これを着けて2、3回目の観劇をしたのでした爆笑