こんばんは





アラカンはるかのブログに

お立ち寄り下さいまして

どうもありがとうございます





今日も梅雨らしい天気の東京です





さて、今夜の話題は昭和のお話

アメリカのドラマ「刑事コロンボ」

懐かしいな〜








子供の頃、母が好きだったこともあって

よく観ていました





思えば、この作品も

私の海外ドラマ視聴リストに入るわね






あの口笛のテーマ曲や、

コロンボのヨレヨレのレインコートに

ボロボロの車(プジョーらしい)が印象的

葉巻もね






子供の頃は気にしてなかったけど

1話が70〜100分もあったのね

日本の2時間サスペンスみたい






謎が多い設定も面白く、

例えば、ピーター・フォーク演じる

コロンボ刑事が





「ウチのカミさんがね…」って

あちこちでしょっちゅう言ってる割には

本人は一度も出てこないし





イタリア系らしく、

家族や親族の話をよくするけど

やっぱり誰も出て来ないし





何話か愛犬と一緒の時もあったけど

彼の私生活は謎だらけ





犬種はバセットハウンドで

名前はドッグだって!





ドラマの構成も

まず、事件が起きて

視聴者は犯人が分かっていて





で、どこからかコロンボ刑事が現れて

その、見るからにパッとしない外見に

知的レベルの高い犯人が油断すると





見事に追い詰められて

完璧なはずの完全犯罪が崩れ去ってしまう





子供心に、よく出来ているな〜と

思ったものです





犯人は大抵、コロンボの見た目から

自分の方が、あらゆる意味で格上だと

錯覚しますが

実際、犯人たちは社会的レベルや知能が高い




何度となく、鋭い質問に晒されたあと

やっとコロンボ刑事が帰ると思いきや





彼が急に振り返って

「すみません、もう一つだけ」

って言ってくるところは




ホッとしかけた犯人を揺さぶる心理戦





この、お決まりのセリフも効いてましたね





刑事ドラマってバディものが多いのに

いっつも単独行動なのも特徴的





日本では1972年頃から

放送が始まったようですが





いまだに再放送が繰り返され

半世紀経っても色褪せないなんて

刑事ドラマの傑作ですね