こんばんは



こちらの続きです



今夜のお話も

子供の熱性けいれんや

夜間救急病院についてなので




辛くて読めそうにない方は

今日はこれにて解散ね




大丈夫って方はお進み下さい










いいかしら?



では続きを!




今から約20年前のこと

夜に39度の高熱が出てグッタリし

呼び掛けても、ゆすっても反応がなく

泣きもしない、1歳半の子供



明らかに、いつもと違う様子を見て

私は救急車を呼ぶことに決めました



この子の普段の様子を

唯一知っているのは



大したことないのにって

言われてしまうかも知れないけれど



もし、今判断を誤って

取り返しのつかないことに

なったら?



仕事帰りの夫には他の子供を託し

やって来た救急車で夜間救急病院へ



このとき、救急車の赤色灯が

夜の暗闇の中でクルクル回っていて



その赤と黒のコントラストが

家の窓ガラスにくっきりと

映っていたことは



私だけでなく、

当時幼かった他の子供にも

強く記憶に残り

未だに忘れられない光景です

あのときは怖かった、って






夜間救急病院で診察に当たった医師は

とても若い青年でした

失礼ながら大学生?って感じ



「ミルクも飲まない」

「呼び掛けにも反応しない」

「揺さぶってもダメ」

「高熱でグッタリしている」

「泣きもしない」



と言う私の話を一通り聞き

相変わらずグッタリしている

子供の診察を終えて彼が言った言葉は







「ご機嫌が悪いのでは?」




あれから20年近く経つけど

私、このときのことが

今でも忘れられません



人間、驚きすぎると

フリーズしますね



私、ビックリして

声も出ませんでした



そして、とても

腹がたちました





「ご機嫌が悪いのでは?」

もう一回書いちゃうわ





そんなはず、ないでしょう!

意識が朦朧としているのに!

泣く力さえ無いのに!



取り敢えず、応急処置をして貰い

翌日、かかりつけ医を受診するよう言われ

早朝に疲れ切って帰宅しました



このとき、処置をして頂いたから

子供は命を繋げたと思っていますし

その点は感謝しています



きっと彼は

小児科が専門ではなかったのでしょう

若手だから徹夜のキツイ仕事を

押し付けられているんだとも思います

今更、責めるつもりは毛頭ありませんよ



ただ、不信感は募っていました

絶対、何かの病気だってば!



特に問題ない、とされた

この青年医師の診察結果は



案の定、かかりつけ医によって

翌日には見事に覆されたのでした

ホラ、やっぱり!



続く