目覚めたら 閨の寝台の上
チェヨンが私の髪をなでる

顔を見ると安心する
その目で見つめられると
もう何度も何度も
肌を合わせている夫婦なのに
息が出来ないくらい
どきどきする

大好き 愛しい
あいしてる
私のチェヨン

心配されることが
心地いい
愛されてるって実感するから

焼きもち妬いてくれる
あなたも好き
私だけを見てくれるって
わかるから


おなかすいたぁ


そう言って甘える私に
しょうがないなと言う
顔をして
一匙 一匙 丁寧に
クッパを
口に運んでくれるあなた


ほら ここについておる


口元についた飯粒を
舌でぺろりとかすめ取られた


ばか 
ふつうに口づけるより
どきどきするじゃない
こんな贅沢な夕餉で
いいのかしら?

そう思いながら
もっと
甘えたくなっちゃった

クッパを全部平らげた私を
満足そうに見つめて言った


湯浴みに行くか?


ん? そうね
湯船に浸かりたいかな
ヨンも一緒に入る?


上目遣いににチェヨンに
聞くと 
こくこくと頷いた


こういう子どもみたいな
仕草も好き


どこもかしこも好きで困る
そう言ったら
俺も同じだ そう言った


こんなに好きでいいのかな?


湯殿まで並んで歩き
一緒に衣を脱ぎ捨てて
ふたり並んで湯船に浸かる


ちょっと膨らんできた
みぃの寝床
チェヨンが優しくなでながら
ウンスに聞く


少し大きくなったか?


そうね
今はこれくらいかしら?


20㎝くらい
手の間を広げて見せる


もうそんなにか?


まだまだよ
これから
どんどん大きくなるわ
みぃのこと
大事に育むからね


ああ 俺も大事にする


チェヨンがウンスの肩を
ちゅっと吸って言った


ふたりで
まったりと過ごす湯船の中


ねぇ ヨン


あ?


私のこと好き?


何をいまさら


呆れた顔をして私を見た


だって私の方が絶対好きよ


あほか
互いにそう思っていたら
世話ないな


チェヨンが笑った
ウンスがふふっと笑う


今日は疲れた


ああ


でも


でもなんだ?


大丈夫よ


妖艶な顔でウンスが笑う


叔母上の言いつけは
守れそうにないな
チェヨンは呟いた


*******


『今日よりも明日もっと』
まったりとした時間の中で
育む愛 育むいのち



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

休日の夜に
まったりとしたふたりを
お届けします
相変わらずのあまあまぶりで
失礼いたしました σ(^_^;)


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