夜が更けて
チェヨンとともに床の中
王妃様との打ち合わせの
様子を報告する
婚儀を行う寺を
どうしようかといってたわ
チェ家のお寺は少し遠いの?
すぐ近くのお寺なら
王族所縁だし 王妃様には
都合がいいんだけど
徳興君と婚儀の予定だった
ところだから
あなたが
気にするんじゃないかって
私もどうかなーと思うし・・・
そうか
ウンスの
顔にはらりと落ちてきた
髪の毛を指ですくいながら
チェヨンが言う
どうしよっか
私この時代のこと
よくわかんないし・・・
あなたの体面も
あるんでしょう?
高麗の大護軍で由緒正しい
チェ家の跡取りだもの
こんな訳のわからない
天界の妖魔が相手じゃね~
いたずらっぽく
言ったのに
チェヨンは真剣な目をして
顔をしかめた
誰かになにか言われたのか?
そんなことないけど・・・
なんだか結婚て
思ってたのと少し違うな
2人の気持ちを確かめあえば
それでいいと思ったのに
話がどんどん大きくなるし
私はこの時代に親もいないし
自慢したい友人もいないから
ささやかでいいんだけど・・・
いやになったか?
困った様子でチェヨンが聞く
まさか!
王妃様も親身だし
それにほんとに楽しみなのよ
愛する人との
結婚式は女性の夢なんだから
そう言うウンスを優しく見ると
チェヨンは
おいで
と ウンスを腕の中に
引き寄せた
いい夢が見られそう
じゃあ チェ尚宮の
叔母様に相談してみるわね
と 言い終わるかどうかと
言ううちに
ウンスはすやすや夢の中
その美しい顔をじっと見て
安らかな心持ちになると
チェヨンもゆっくり
目を閉じた
*******
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
皆様
あけましておめでとうございます
やはり年越し!してからの
アップになりました・・・
昨年はたくさんヨンでいただき
ありがとうございました
シンイで年越し にも
コメ・メッセージを頂き
ありがとうございました
感激でうるうるです (。>0<。)
あなたのお心に
何かしら届くように
今年も「ことのは」を
紡いでいけたらいいな~
と思っています
また おつき合いいただけると
うれしいです
新春は婚儀に向けてスタート!
結婚もなにかと大変 (ノ◇≦。)
ふたりを見守ってくださいね
お正月も何かと
お忙しいと存じますが
どうぞ
安寧にお過ごし下さいませ
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ haru
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