彼と出会ったのは19歳でその時はまだ大学生だった。将来は警察官になりたいらしく、そのために剣道をしたり、勉強にも励んでいた。バイトもしていたが、忙しい合間に私との時間をたくさん作ってくれた。

そして、見事警察学校にいけることになったのだが、私はその期間会えないということに耐えれるのかと不安になった。その日が近づくにつれ泣いてばかりだった。私にとって彼の存在が大きく、私の生きる意味にもなっていた。しかし送り出さなくてはならない。そんな気持ちで送り出したのだが、警察学校は本当に厳しかったらしく、1ヶ月もしない間に辞めて帰ってきたのだった。

私は彼には申し訳ないが心から喜んでしまっていた。

努力家な彼ならもっといい仕事に出会えると信じて陰ながら応援した。