私はそこそこ自己肯定感が高め。
イメージ的には通天閣にあとちょっと届かないかなってくらい。
もちろんコンプレックスはたくさんあるし、苦手なことも山ほどあるし、めんどくさがりでぐうたらな人間。
だけど ダメな自分もそれはそれでイケてるよね!と思えるくらいには自分のことが好き。
そんな私の自己肯定感を形成してくれたのは父方の祖母。
祖母とは年に2回ほどしか会えなかったけれど、会うたびに私のことを褒めてくれました。
折り紙を折れば…
チラシの裏に絵を描いて見せると…
泣いても褒められ…
ただ寝ているだけでも褒められました。
「漠然とした自信」を与えてくれたような気がする。
小学生になっても…
中学生になっても…
高校生になってもずっと褒め続けてくれました。
当時の愛読雑誌は「Zipper」
思春期の頃は、褒められることの気恥ずかしさから 冷たくあしらったり、素っ気ない態度をとってしまうことも。
けれど祖母は、いつでも私の存在そのものをまるごと肯定してくれました。
祖母はもうこの世にいないけれど…。
(17年前、長女が赤ちゃんの頃に亡くなりました。)
子育てに悩んだ日や、エネルギー不足になってしまった日にはついつい思い出してしまう。
もし祖母が今でも生きていたら、今の私のことも褒めてくれたかな。
…いや、絶対褒めてくれたやろな。
えー、なんて褒めてくれてたやろー。
お、おばあちゅあ〜ん!カムバーック!
祖母の言葉を想像するだけで泣けてきちゃう。
祖母からもらったものは目には見えないけれど、すごく大きくて(通天閣級)貴重で(どこにも売ってない)今でも私の中に残り続けてる。
カスカスにかすれた筆ペンで日付けと作った人の名前を記入するのがおばあちゃんスタイル。
両親とはまた違う角度からの愛情を祖母からもらいました。