馬見丘陵公園 自然観察(タンポポ・ニホントカゲほか)とナガレ山古墳 | 自然体でいきましょう

自然体でいきましょう

頑張りすぎない
穏やかな日々

4月28日(日)

 

 

この日は2歳の孫ちゃんを連れて

お山に行こうかと思っていましたが

予定を変更して

『馬見丘陵公園』に行ってきました

 

 

一面に広がる

シロツメクサたんぽぽのお花畑
 
お花をちぎらないように
しゃがみこんで綿毛をふぅ~DASH!
でも「ふぅ~」と声に出して言ってしまうので
上手息が吹けません笑
 
しばらく練習していたら
顔をくしゃくしゃにして思いきり力を入れて
「ぶぅぅ~~~っ!」っと唾を飛ばしながら
なんとか息が吹けるようになりました笑
よぉ頑張ったね~合格
 
ほのぼの~ちょうちょ

 

め~っちゃいいお顔飛び出すハート

 

このお花畑のたんぽぽは在来種で

カンサイタンポポのようです

 

 

 

池をのぞくと

カメ(ミシシッピアカミミガメ)

おんぶしていますね

 

赤ちゃんカメもいましたよ

ちっちゃ~いねドキドキ

 

 

アメンボもスイスイ~

 

 

 

ニガナ

 

 

 

ツバメシジミ(雌)

後翅にある尾状突起が名前の由来だそうです

 

 

あっ!ダンゴムシしゃんおったよ~音譜

 

 

シロツメクサにとまっているのは

ホソヒラタアブ(ハナアブ科)

幼虫はアブラムシを食べ

成虫は花の蜜を餌とし花粉を運ぶので
益虫とされています

 

 

落ち葉の中に足を突っ込んで歩いています

ガサゴソ…ガサゴソ… 音が楽しいね音譜

 

 

ヒナギキョウ

キキョウ科ヒナギキョウ属

 

 

 

そろそろお昼にしようと

ベンチに座ろうと思ったら

キマダラカメムシ

保護色で一瞬わからなかったけど
気が付いたら、そこら中にいっぱいいて
気持ち悪くて別の場所に移動しました
今年もカメムシが大発生するみたいですね
(気持ち悪いので写真はやめときます)

 

 

 

ヤマツツジ

 

 

 

 

ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)

 

 

 

 

 

大きなナンジャモンジャの木の下で

美味しいパンでお昼ご飯です

 

 

スイカもあるよ~スイカ

お父さんに種を取ってもらって

 
おいしいね~飛び出すハート
 

 

 

 

 

 

 

ナガレ山古墳

国指定史跡として指定されています

5世紀の初めに作られた前方後円墳

埋葬者は不明ですが

一説によると葛城氏の一族との説があり

かつては「お太子山」とも呼ばれていたそうです

 

 

 

孫ちゃんも頑張って登りますよ~

 

円筒埴輪がズラリと並べられています

 

この円筒埴輪

古墳東側のくびれ部には二列に配置されていて

墳丘を登る時の通路として区画されていた様です

今のところ全国で唯一の例なのだそうです

 

 

↓東側くびれ部

2列の埴輪列で区画された通路状遺構

 
墳丘の周りにも
縁取る様に円筒埴輪がぐるりと並んでいます
image

 

 
 
後円部墳頂は馬見丘陵公園で最も高い地点で
開けていて見晴らしが良いのですが
ちょっと木々が育ち過ぎかな~という気もします
 
 
この『馬見丘陵公園』一帯は
『馬見古墳群』と呼ばれるエリアで
宅地開発などによる破壊から古墳を守るために
公園が整備され多くの古墳が保存されています
 
 
 
 
 
よいしょよいしょあせる
孫ちゃんと一緒に
古墳の階段を降りていると
ニホントカゲがいました
 
 
実は孫ちゃんは
お山でヘビが見たいと言っていたのですが
ヘビはびっくりするからトカゲが丁度いいね
なんて話していたのでしたニコニコ
 
 

ニホントカゲ(雄)

幼体の時は縦縞模様がくっきりとしていて
尻尾がメタリックな青色です
成体でも雌は幼体の時の模様や色を残して
成長することが多いみたいです

 

この子が雄であると言えるのは

一番分かりやすい特徴が現れているからです

4月~5月の繁殖期に雄だけに現れる『婚姻色』

下顎から首回りにかけて濃いオレンジ色に

変化しているのが『婚姻色』です

 

そしてこの子は尻尾の形が不自然なので

おそらく以前に尻尾を『自切』したのでしょう

トカゲは敵に襲われると自ら尻尾を切り離します

切り離された尻尾はしばらく動いて

敵の興味をひいてオトリの役割をするので

その隙に逃げることができるのです

 

トカゲの尻尾が切れてもまた生えるのには

幾つか条件があるみたいです

先ずは『自切』であること

敵に切られた場合は再生しないそうです

image
 
トカゲの尻尾の『自切』の仕組みを
簡単に説明しますと…
 
トカゲ本来の尻尾には『尾椎』という
一つ一つに切れ目の入った骨があって
この骨の切れ目を『脱離節(自切面)』と言います
 
この『脱離節』の周りの筋肉に力が入ることで

『脱離節』のところで尻尾が切り離されます

再生した尻尾の中には骨はもうありませんので

ほとんどのトカゲの『自切』は一回きりだそうです

(種類によって『自切』しないトカゲもいます)

 
 
 
 

スイバの果実ベニシジミ

蝶の雌雄の区別は難しすぎて私には分かりません
 

スイバの雄花

 

 

コデマリ

バラ科シモツケ属

 

 

 

ニセアカシア(ハリエンジュ)

マメ科ハリエンジュ属

 

『ミモザ』と『アカシア』と

『ニセアカシア』(ハリエンジュ)

日本に入って来た時から

名前が誤認されていてとてもややこしいです

 

よく歌の歌詞に出てくる『アカシア』や

『アカシア蜂蜜』は『ニセアカシア』

(ハリエンジュ)のことを指しています

 

黄色い花の『ミモザ』と呼ばれている植物が

本当は『アカシア』という名前の植物です

 

『ミモザ』は本当は

イギリスでは『オジギソウ』の呼び名なのです

 

ややこしい事は忘れて

花を愛でましょう飛び出すハート

 

 

 

こんなモニュメントもありました

『芽ばえ』

 

 

 

 

公園のあちらこちらには

ネモフィラのお花畑が広がっていました

 
ネモフィラの間にはチューリップが植えられて
4月中旬頃まで開催されるチューリップフェアは
それは見事だった事でしょう
この日もうチューリップは終わっていました

 

ネモフィラの花を見つめる孫ちゃん

本当にお花が好きだね~飛び出すハート

 
カリヨンの丘付近のネモフィラ
一面に咲いていました

 

 

 

 

こちらのナンジャモンジャの木は

満開で素晴らしかったです

 

 

これは何の塔でしょう?

 

 

 

はぁ~

ちょっとつかれてきちゃったよ~おねだり

 

ベビーカーでお茶とお菓子でおやつタイム

最近は歩くのが楽しいのか

ベビーカーに乗るのを嫌がる孫ちゃんですが

さすがにこの時は大人しく乗せられていました

 

 

 

ナナホシテントウ

 

 

ハルジオンにとまるベニシジミ

 

 

 

キリ(桐)

シソ目キリ科キリ属の落葉広葉樹

 

 

 

 

木陰の道をしばらく進み

孫ちゃんもすっかり復活音譜

地面に何か落ちているのを見つけて

 

ニコニコ「これなぁに~?」

おねがい「サクランボやね~音譜

 

ニコニコ「わぁ~い音譜サクランボ~さくらんぼ

大喜びでたくさん拾っていました笑

 

 

 

キバナノクリンザクラ(黄花九輪桜)

サクラソウ科サクラソウ属
クリンソウに似ているので名付けられました

 

 

ネモフィラさんともそろそろお別れです

 
 

バラ

この日はバラ園のバラは
まだほんの少し咲いているだけでした
5月に入りそろそろ見頃ですね
 

 

 

もう少しするとハナショウブも楽しみです

 
 
 
 
チューリップが終わって
ちょうど端境期でしたので
お花は少なめでしたが
ゆったりと園内を散策できました
 
 
車の中でも
孫ちゃんは見つけたサクランボを
大事そうに手に持って眺めていましたさくらんぼ
 
 
そしていつの間にか夢の中おやすみzzz
とんな夢を見ているのでしょう
楽しかったねぇ~笑
 
 
一年を通して季節のお花が咲く
『馬見丘陵公園』
また違うお花も見に来ようねおねがい
 
 
 
↓こちらは
2021年10月コスモスの頃
本当に素晴らしかったです

 

 

 

 
 
 
 
さくらんぼ 音譜 さくらんぼ 音譜 さくらんぼ 音譜 さくらんぼ
 
 
長くなりましたが
最後までご覧くださり
ありがとうございました
 
 
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