こんにちは
新しい抗がん剤を始めるために8月下旬、夫は7度目の入院をしました。
コロナが5類になってからは初の入院だったので前回までとは変更点がいくつかありました。
〇入院前のPCR検査が前日から入院当日に変更され、実費になったこと。
〇面会が週に1回15分間できるようになったこと。
〇入退院の日のみ病室まで行けるようになったこと。
随分と緩和されたなぁ…と思う反面、コロナが急増している時期だったので大丈夫なのかな?
と不安もありました。
とは言え、2週間ずっと会えないよりも週に1回でも顔を見れるのは嬉しいねと2人で話していました
予定では翌日から抗がん剤を開始することになっていたんですが…
前日の検査で心電図に少し気になる所見があるとのことで循環器科を受診するために1日のびました。
翌日、循環器科受診で抗がん剤ができないほどの異常はなく、その翌日には抗がん剤を開始できました。
が、
いつものように、吐き気止めと抗がん剤で終わりなのかと思いきや…
夫からお腹の写真が送られてきて。。。
相変わらずお腹出てんな~~~…
じゃなくて!!!
え?何か刺さってる!!小型機械が装着されてる??
何も聞いてなかったので…何かあってその処置!?と思ったり
よくよく聞いてみると、これは抗がん剤の副作用で白血球が減るのに対処するためのお薬らしく、
お腹に装着してから約27時間後に薬剤が自動的に注入されていくジーラスタ皮下注と言うお薬。
ん???
どこかで聞いたことがあるような、、、お腹に注射、、、
あ!!!がんゲノム外来の先生だ!!!と思い出し
担当の先生からの説明の中にはなかったので、え?と少しモヤモヤ。。。
抗がん剤みたいに大きな副作用はなく処置的なものだからかな?と思ったり。
ところが、
このジーラスタこそ今までで一番大きな副作用が出ました
副作用には個人差があり、夫の場合は今まで使ってきた免疫チェックポイント阻害薬や抗がん剤で、
ちょっとした変化はあるものの特別に大きな副作用は出ませんでした。
体力も筋力も回復していたおかげもあるのかもしれませんが。
ジーラスタの注入が終わり機械を外してから2~3日後から体の痛みが出始めました。
入院中はベット生活なので毎回腰や背中が痛くなるのですが、今回は夜中に寝れずに痛み止めを飲まないと耐えれないほど。
特に背中~腰にかけてと、体の節々が痛かったようです。
夫がジーラスタの説明書の写真を送ってくれ、やはりそこには筋肉の痛みや骨の痛み等が記載されていました。
1週間ほどで痛みはなくなると担当の先生が朝の回診の時に言っていたそうですが…
こんなにキツイ副作用が出る可能性があるなら前もって知りたかった…のが私の本音。
すぐに会いに行くこともままならないので、余計にモヤモヤしました。
抗がん剤の副作用も同時に出て、毎回の食欲不振や倦怠感も重なり辛そうでした。
食欲は2~3日で回復し、倦怠感は日によってまちまちでした。
一番の問題の痛みは1週間とちょっとで徐々になくなりましたが、入院中は誰かにさすってもらうこともできずに辛かっただろうな…と思います
退院前には痛みも取れて、ご飯もモリモリ食べれてお菓子が足りんかもしれん…と言いながらもボリボリと
電話口で咀嚼音を響かせていました笑
退院してからは、さすれる時にはさすっていて、特に寝る前にさすってそのまま眠るのが定番です
「今日もさすってくれる?」
と控えめに聞いてくるのが少しだけ可愛いような…(調子に乗るから言わないけど)
自宅にいれば家族でさすったり話をしたり、気を紛らわせることが何かしらできるので、
できることをして乗り切ろうと思います
そして、病気ばかりにフォーカスせずに生活をしています!!
もちろん気を付けることには十分に気を配りながら。
フォーカスするなら辿り着く明るい未来がいいです
不思議と気持ちが落ちていると周りも引きずられるように落ちてしまいます。
落ち込んでもいいんです、そこに浸って長居をしなければ、また気持ちは自然と上がってきます
下がるから上がるのが波です
波があるから前に進めます。
夫が落ち込む時は心で寄り添いながらも一緒には落ちません。
明るい未来を信じているので毅然として夫が上がって来るのを待ちます。
夫が病気発覚時に「周りの人の反応で俺ってやっぱ深刻な病気なんやって気持ちが落ちる…」と言っていました。
周りが゛不治の病だ゛と思っていれば本人だって気持ちがそちら向きに行ってしまいそうになる気がします。
医学は日々進歩しているけれど、気持ちの在り方も治療に影響があるのではないか?と素人ですがそう思います。
私だって不安になることはありますが、その対処法はまた別で投稿しようと思います!
フォーカスすることが現実になる