では前回に続いて、色相の組み合わせ方についてお話ししていきます。



前回、隣り合わせる色の明度と彩度は3以上離せとお話ししました。



色相もそれぐらい離さないといけないの?という疑問が生まれた方もいると思います。



結論から言うと、離してもいいし、離さなくてもいいです。



公式⑧ 色相は自由に組み合わせよ



離す場合は、補色や中差色相、明度や彩度の差をしっかり意識してください。



問題は離さない場合です。

色相環を使って説明していきます。
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例えば、青をベースに同じような色相を組み合わせたいとします。


青の両隣の色、これを類似色相と言います。



要はこれらの色を使っていけばいいということです。

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青系統の色で全身をまとめました。

この配色方法はドミナントカラー配色といって、季節感を出すのに優れていて、春夏は青などの寒色系、秋冬は赤などの暖色系で揃えるとうまく季節感を演出できます。


ここでもう1つ
公式⑨ 無彩色は万能


黒や白、グレーは全ての色の彩度0の状態なので、言い方を変えれば全ての色に属しているということです。

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なので、調和を崩すことなく、全体を引き締めることができるんですね。


この他にも配色方法はたくさんあるので、次回詳しく説明していきます。