図書館で借りた本の期限がせまってきました
「きいろい ゾウ」 西加奈子
読み始めると、ありゃ?・・・・・・
これ、読んだ、しかも 持ってる!!
「炎上する君」 西加奈子
読み始めると・・・
食堂兼リビングにやってきた 息子が
「お母さん、 サガン 読みましたか?」と、手に一冊の文庫本を持っている。
「読んだはず・・・」
でも、読んだはずの、しかも本棚にある本さえも忘れて 図書館で借りてしまう私だもの。
今 読みかけた本を閉じ、
「タイトルだけ知ってるだけで、読んでないかも。だから、貸して!!」
と、本を受け取った。
息子が、本を見せにくるのは、私に読ませたいのであろうことは、わかっているので
すぐに読み始めました。
いつでも、息子が見せにきた本は、即座に読み始めることにしている。
午前中で、読み終えました。
フランソワーズ・サガン 18歳の時に 「悲しみよ こんにちは」が出版されたというから驚かされる。
もっとも、これは、息子が言った言葉だけどね。
私も読み終えて、同様に 驚いた。
主人公のセシル(もうすぐ18歳)、プレイボーイの父親レイモン、その若い恋人のエルザ、亡くなった母の旧友のアンヌ42歳
サガンが、この4人の心理描写を書き分けている。
もちろん主人公セシルから見た表現なのだけれど、ここまで表現できるのか、「自伝的な話」ではないという。
今の息子が書いている小説は、読ませてもらえなくなった。
書くための資料探しを私にも聞いてくることがあって、おおまかな設定だけは聞かされています。社会にでた経験がない分、調べることは山ほどあります。
まぁ いろんな本に刺激を受けて、自分の作品に生かしてほしいと思います。
「悲しみよ こんにちは」 フランソワーズ・サガン
悲しみよこんにちは (新潮文庫) 529円 Amazon |
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