昨日、自殺未遂をした私を発見して救命措置をしてくれた訪問看護師さんの、退院以来、初めての訪問だった。


主人を呼んで、2人でお礼した。


看護師さんMさんは、私と顔を合わせるなり、両手で私のほっぺたをムギュっと挟んで、「びっくりしたよ!!」って。


ほんとは、顔をひっぱたきたかったんだと思う。


あの日、電話が繋がらなくて、不審に思ったMさんが、部屋の中まで入ってきてベッドで眠ってる私を発見した。


呼びかけても反応がなく、薬を吐いた跡が口の周りについていたそうだ。


心臓も止まっていて息もなかった。


すぐに救急に電話して、指示通りに救命措置をしたそうだ。


何度も呼びかけながら。


そのうち、私の喉がゴロゴロ言い出して息を吹き返したそうだ


そこへ救急隊が来てタッチ交代。


息をしだしたから、酸素マスクをつけられて市内の病院に搬送されてICUで治療を受けたらしい。


そういうリアルな話を聞かされて、私が生きてるのも、しかも、後遺症もなく生きてるのは、当たり前の事じゃないんだ、と痛切に感じた。


私は当たり前に生きてるんじゃなくて、生かされたんだと、分かった。


もう、自殺なんてかんがえちゃいけない。


あと30分、発見が遅れてたら、命は助かったとしても、後遺症が残っていたかもしれない。


看護師さんに救ってもらった命、守ってもらった命、大切にしていきたい。


ある意味、以前の私は死んだ。


新しく生まれ変わった気持ちで、無理ない仕方で頑張っていこうと思う。