たわごとです。

お時間に余裕のある方

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金銭に余裕がなくても大丈夫です。

体調に余裕のない方は無理しないでね。

他人の話を聞く耳に余裕のない方は

またのお越しをお待ちしません。

おととい来てね〜。





映画の話です。



映画は邦画と洋画とアニメに関係なく

「趣味です!」

と言える程は観ないのですが。

(シリーズ作品、制覇できなく挫折します)


たまーに、ごくごくたまーに

「あ、この作品観たい」

と強く思う事があります。



今(2023年1月現在)観たいのは


「すずめの戸締り」


です。

新海誠監督の、アニメ作品です。

いつも作品に対する真摯な姿が好印象で

新作が発表されるたびに

「観てみたいなぁ」

とは思っていました。


………まだ1作も観た事ないのですけど。

(ゴメンナサイ)

全ては私の出不精とものぐさが原因です。

監督に非はありません。



で。

このたび

「すずめの戸締り」

が公開されまして。

何かと話題で内容も興味深くて

素直に見応えありそうでした。


「観てみたいなぁ」

珍しく晴日さんがぼやきました。

「観てみたいよね」

旦那君も同意してくれました。



が。

今作の内容がね。

東日本大震災絡んでいるのよね。

それもガッツリと。



あぁー。

そうきたかー。

映画館で耐えられるかなー、あたす。


ワクワクは一気に懸念となりました。



曲がりなりにも

東北地方に住んでいる私です。

曲がりなりにも

東日本大震災を経験した私です。

震災関連の話は

未だに気持ちがザワザワします。

あまり表情には出しませんが

内心は穏やかじゃないです。



懸念は的中しまして、

某ニュース番組で

新海監督のインタビューと

「すずめの戸締り」予告編を見て


たったそれだけで号泣してしまいました。


自分でも引くくらいの大粒の涙でした。

まだ本編観てないのにこの様よ。

「泣き過ぎ〜」

自分で自分に呆れツッコミました。

どうにかならんかね?



新海監督、ごめんなさい。

今の私にはまだ刺激が強いようです。

観たい気持ちはやまやま、やまなんです。

すごくすごく楽しみなんです。

展開とラストに興味津々なんです。



でも。

震災のシーンが直視できない。



インタビューで新海監督が、

作品で扱う自然災害のシーンについて

ものすごーく言葉を選びながら

語ってらっしゃいました。


単なるお涙頂戴や

話題作りのために作った訳ではないのだと

深く深く受け止めております。

ずっと考えていてくださるそのお姿に

むしろ尊敬しております。



「そんなに辛いなら観なきゃいいじゃん」



そう思いますかね。

そんな単純な話だったら

わざわざこんなに悩まないんすけどね。


なんでしょ。

「牡蠣アレルギーだけど牡蠣食べたい」

「金属アレルギーだけどピアスつけたい」

に近いのかしら。


私の場合はアレルギーというより

パブロフの犬みたいなもんですかね。

「震災だよー」→「涙がダバー」

困った条件反射ですね。

ヨダレじゃないだけまだマシか?

鼻水は出るけど。(拭きなさい)



観たいなぁ。

でも震災のシーンがなぁ。

でもお話は面白そうだなぁ。

でも震災のシーンがなぁ。

結論に全くたどり着きません。

パブロフの犬が同じ所ぐるぐる走ってます。

どうすりゃいいのよパブロフ。

(パブロフに責任はありません)



こんな感じで映画公開以来

ずっと悶々としていたのですが、

ある日、ヤクルトスワローズの

愛すべきマスコットつば九郎さんが、

ご自身のブログで

神宮球場の扉を閉める自分の写真を載せて

(撮影はスタッフさんと思われます)


「つばめの戸締り」


と、

投稿していたのを思い出しました。



ブログを遡って見ました。

涙が残った顔で笑ってしまいました。

あかん、こっちの方が観たい。

新海監督、ごめん。

主人公がすずめちゃんじゃなくて

つばめちゃんだったら意地でも観たかも。

鳥だけに、取り替えてくれないかな。



つば九郎さん、

私の涙を止めてくれてありがとう。



「すずめの戸締り」

直視できる日が来ますように。

とりあえずまずは

「君の名は。」か「天気の子」

ちゃんと観ますか。



震災に関するお話は

自分の気持ちを整理するためにも

いつかブログに残すつもりです。

誰のためでもなく自分のため。

今はまだフタをしてます。



作品の中に震災の話が出るのは

賛否あると聞きますが、

私個人は賛でも否でもないです。

本当に嫌なら見向きもしませんし。

表現は自由ですものね。

好きも嫌いも個人の自由と思ってます。

好きなら素直に推せば良し。

嫌いなら黙って背けばいいだけです。

批判だけはしたくないです。


どちらでもない私はしばらく彷徨います。




こんな感じで

「すずめの戸締り」

に結論が出ていない晴日さんですが、


映画は基本、

コメディが好きです。

あまり詳しくもないのですけど。

好きになる作品はコメディが多いです。

アメリカ映画を好む傾向があるかしら。

あのユーモアが大好きです。

頭空っぽで笑えます。

コメディに人情話があれば尚良しです。



最近好きになった映画作品は

2021年に

Amazonプライムビデオで独占配信された


「シンデレラ」です。

カミラカベロさん主演の。

(コロナ禍で劇場公開はたぶんしてないかと)


ジャンルで言うと

『ロマンスミュージカルコメディ』

に分類されるそうな。

なるほど。

作中、何かというと歌って踊ってます。

洋楽に疎い私ですが

そんな私でも知ってる曲が沢山出てきて

とても楽しかったです。

ちょっと泣いて、沢山笑顔になりました。


特に王子が歌う

「Somebody to love」(Queenさんの曲)

字幕の和訳で初めて聴きまして、

歌詞に衝撃受けました。

絶望を知る人の言葉ってこうなのかと。

洋楽に疎い自分を恥じました。


感動をありがとうございます。





…………ここだけの話

この作品に出会えたのは

勘違いからなんですけどね?


2021年のある日自宅にて、

Amazonプライムで映画を漁っていた時

「シンデレラ」

ってタイトルが目に入りました。


確か、2015年くらいに

ディズニー実写映画化で

「シンデレラ」公開してたよなと。

女性の青いドレスが目印の。

晴日さんはその作品だと思い込みました。

(この作品も観た事なし)


タイトルだけで見始めました。


そしたら、

本編開始1分で

「Rhythm Nation」

(ジャネット・ジャクソンさんの曲)

と共に歌とダンスが始まったのですよ。


「あれっ?これ、シンデレラだよね?!」


動揺したんですが、

曲に魅了されてそのまま見続けました。


結果、最後まで見続けました。

すっかりお気に入りになりました。

その後、10回以上は観ました。


勘違いもたまにはいい仕事しますね。


シンデレラ。

舞踏会のシーンでは

絢爛豪華なドレスが沢山出てくるので

綺麗なお姉さんを見るのが好きな私は

割と好きな作品でもあります。


カミラカベロさん主演の「シンデレラ」

私の中では1番のお気に入りです。



ちなみに晴日さん、

洋画を観る時は字幕派です。